目覚めれなくなった90日目. ページ44
、
『ずっと…？』
「ああ」
もう決意した彼の表情。
『っ……』
だめだよ、
、
、
＿＿＿＿＿だめだよ、っ、
、
、
、
だめに…きまってるじゃない
そんなの…
何年も…上鳴くんが背負ってくだけ
『……』
ちがう、
上鳴くんだけなんかじゃない。
、
みんなも背負ってくんだ。
、
、
『上鳴くん……』
「お？なんだ？」
、
そんなの望んでない
みんなは…私みたいにならなくていいの、
私だけでいいの…っ
＿＿＿だから＿＿＿＿＿
、
、
『……もう、
、
、
、
、
＿＿＿＿＿夢にこないで、ッ』
そう、言うしかなかった、
じゃなきゃ、みんな壊れていくことになるのだから
そんなの嫌だよ。
望んでない。
、
私はただ…みんなが笑ってれば＿＿＿＿
、
『もう、充分だよ…？
…ありがとうッ』
上鳴くんと向き合い、面と向かって彼に言った。
すると、
、
、
「なにいってんだよ、
俺たちのせいなのにッ！！！！」
想像通り、上鳴くんの声が耳に響く。
しかし、
『ちがうよ！！私が弱くて…っ、
夢に逃げたから＿＿＿』
どうしても引き下がれなかった。
、
「夢に逃げるほど、
負担かけさせてたんだよな、？
、
……気づいてやれなかった…ッ
1人で背負い込ませてよォ…」
彼を見て、胸が苦しくなった。
やめて、そんな表情…ッ
、
『ちがっ＿＿＿』
負担かけさせてるのは私なの、
周りをこんなに巻き込んで…
上鳴くん1人でもう、背負わせたくないのッ
、
、
、
じゃなきゃ、上鳴くんが＿＿＿＿
、
、
『もう、上鳴くん、限界きてるんだよね？
きづいてるよ！！私っ…
無理しないで、お願いだから…っ
もう、来なくていいから…！！』
、
、
「俺は大丈夫！！気にしなくていいからっ
だから、
、
、
、
＿＿＿＿＿帰ろう、A！！！」
『っ！！！！！』
その言葉に、胸が締め付けられた。
『……』
今の言葉から分かったんだ。
、
、
上鳴くんは＿＿＿＿＿＿
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年7月14日 11時
