目覚めれなくなった87日目. ページ41
、
爆豪が俺に何を伝えたいのか、わからない。
全部分かってんなら…
、
、
、
＿＿＿＿＿なんで＿＿＿
、
、
そう、思った時。
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唇を噛み締め＿＿＿＿
、
、
、
、
「テメェまで…やめろや…
もう、Aだけで…充分だろうが…ッ」
「っ…！！！」
弱々しいその声の主は爆豪。
その表情には色々詰まっていた。
「…爆豪…」
あんな、表情をし、
予想外のことを言われた為、唖然としてしまった。
ただ、ただ、
……その時にはっきりと分かったんだ。
、
俺が…爆豪を…
、
、
、
みんなを……こんな表情にさせてるって、
、
、
「俺が…苦しめさせてんだよな…っ」
、
逃げてちゃ…ダメに決まってるのに…
気づいていたくせに気づいていない振りをしていた
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
あなたside
＿＿
『………』
静かな空間の中、
上鳴くんと爆豪くんから離れた場所で、
ひたすら待つこと15分。
そんなに長い話なのかな？と思いつつ
上鳴くんを待ち続けている。
『……』
そんな中でも、私の脳裏に浮かぶのは、
顔色がよくない上鳴くん。
無理して、笑い、嘘をついてる彼。
上鳴くんは、苦しみ続けながら嘘をつき笑ってる。
………無理をして…毎日を過ごしているのかな、
、
『……ごめんね』
、
なんて、そんなことを思っていた瞬間
、
、
、
「んなことッ！
全部分かってんだよッ！！！！！！」
少し離れたところから聞こえたのは爆豪くんの声。
『…なにか…あったのかな、』
その声は
いつも声を上げてるのとはまた違っていた。
だから、胸がとてもざわめいて、
気になって仕方がない
、
、
『……ごめんね』
そう思い立ったらすぐ行動。
『…できるかな、』
不安もあるけれど、ここは私の夢の中。
なんだってできるはず。
そう思い、透明になるイメージをした。
そして
、
、
『…できた』
自分の手を見てみると透けている。
成功した為、急いで上鳴くんたちのところに行った
、
、
、
、
この時行かなければ
一人ぼっちにはならなくてすんだのかなって
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年7月14日 11時
