＿お姉さん＿ ページ11
.
あ「しのぶさん...」
目の前には任務の帰りだろうか、
少し疲れていそうなしのぶさん。
すると
胡「煉獄さんと日々稽古に励んでいるそうですね」
なんて言われた。
、
あ「私なんかと
稽古してもらって感謝しかありませんよ、」
任務もあるのにその合間を使ってくれてるのだ
胡「ですが、煉獄さんが褒めていましたよ？
よく稽古についてこれていると」
あ「いや、私なんてまだまだです
こんなんじゃ上弦なんて倒せれない。
もっともっと強くならなきゃ、
鬼舞辻なんてもっての他です
これ以上鬼になる犠牲者がいなくなるように。
鬼に殺される人がいなくなるように。」
そう、私が言うと
胡「鬼を嫌っていますか？」
なんて聞かれた。
、
あ「....正直嫌いではないです。
悪い鬼ばっかじゃないんですよ
....好きで鬼になんか なってない人もいる
記憶もなくなっていく中、人を喰らう日々。
.......可哀想なのは鬼も同じです」
これまで最後に涙を流す鬼を沢山見てきた
その裏にある悲しみも痛いほど感じてきた
.....だから鬼が全部悪いだなんて思ってない
そう言うと、
胡「....私の姉にそっくりですね」
あ「！！！」
胡「炭治郎君と話していた時、
聞いていたのでしょう？」
あ「すいません、たまたま聞こえてしまって」
稽古帰りの時、屋根の上で話していた
炭治郎としのぶさんの話を聞いてしまった。
しのぶさんのお姉さんは鬼に.....
でも.....だからでしょ？
あ「あなたはきっと、
私のことを心の隅のどこかで拒絶しています
私が半分鬼だからです」
前々から感じていた。
ただの勘だったがあっていたらしい。
胡「....そうかもしれませんね」
あ「しのぶさんが前に、
人も鬼もみんな仲良くすればいいのにって
言ってましたよね」
胡「はい...それがどうかしましたか？」
あ「そんなことしのぶさんが思ってなくても
あなたのお姉さんは思っていたんですよね？
、
.......私が1番人間にも近くて鬼にも近い存在です
私にならそれができるかもしれません」
胡「！！！」
あ「姉の夢を叶えようとする気持ちと
どうしようもない鬼への怒り
......あなたの変わりに私が叶えます」
胡「ふふっ、姉にそっくりです
久しぶりに気が緩みました」
あ「ならよかったですっ」
その日は長い間しのぶさんとたくさん話をした。
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神崎 - 文才ありまくりじゃないですか。凄すぎます どうやったらそんなにすごい小説書けるんですか？ほんとに楽しみでヤバイです (2020年5月1日 14時) (
レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰ドール - 黒姫ユキナさん» うわぁ・・・めっちゃ楽しみ・・・。ちょっとだけ逆ハー気味だけどまたそれもいい・・・。更新頑張ってください！ (2020年1月20日 19時) (レス) id: 4a86d115be (このIDを非表示/違反報告)
黒姫ユキナ(プロフ) - 絡繰ドールさん» 柱稽古の時に思いっきり絡ませるつもりです.....！ (2019年12月17日 19時) (レス) id: 4778a13763 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰ドール - 夢主ちゃんがおはぎあげたときだって、嬉しそうだったって話だし、「叩き斬ってやるよ来いよ冨岡ァ」って発言も気になるし（細かくてすみません）嫌いではないのかな？もし良ければ柱稽古編とかで実弥さんとか他の柱の方々との絡みも見てみたいです！ (2019年12月8日 23時) (レス) id: e7f6d2c639 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰ドール - 神がかってますよこの作品・・・。実弥さんは夢主ちゃんのことどう思ってるんですかね？ (2019年12月8日 17時) (レス) id: e7f6d2c639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2019年9月15日 23時
