目覚めさせる12日目. ページ12
緑谷side
「会いてえな、」
そういい、少し悲しげにする轟くん。
「…轟くん…」
そうか、轟くんにいたっては全くあってないのか
だって…目覚めたと思ったら、
Aが夢から出られないなんてなってて…
1番…戸惑ってるはずなのに…
「轟くんはすごいね」
「なんだ緑谷？」
ふとそんなことをいってしまった
「だって、1番轟くんが戸惑うはずなのに…
こうやって今もう既に
みんなを引っ張ってってるじゃないか」
このグループに別れて捜索範囲を
広げるという案を出したのも轟くんだ
冷静な彼だからこそできることなのか
、
それとも＿＿＿＿＿
、
、
、
「ただ俺はAを目覚めさせたいだけだ」
＿＿＿＿Aのことで頭がいっぱいなだけなんだ
真剣に言う轟くんを見れば一目瞭然だった。
、
すると
、
「お前ほんとAのこと好きだよなああ！」
と、上鳴くん。
こういう盛り上がりにするのがうまいなあ笑
、
、
、
「なんだよ、じゃあお前は嫌いなのかよ」
「へ？」
予想外の回答に戸惑う上鳴くん。
マヌケ顔になっているのが何よりの証拠。
まああの轟くんだし、
普通の答えが返ってくるわけがない。
、
でも…
、
「僕も気になってたんだけど、
上鳴くんって、Aのことすきなの？」
わりかし、僕も気になってたことだった。
そして
「お前そうだったのかよ上鳴ー！！！」
切島くんもノリノリに。
、
「いや…そのー…
あれだよあれ！！友達として！！」
明らかに焦りが出てる上鳴くん。
こんなに動揺させるのはAだからかな
、
「そっか、"友達"としてか…」
僕が強調して言えば
、
、
「友達…だよな、うん。
友達として…好きなんだよな？おれ。」
なにやらブツブツ自問自答繰り返す上鳴くんに
「なに自問自答してんだよ上鳴ー！！笑」
切島は大笑いだ。
「なら俺が家政婦としてもらう。」
轟くんにいたっては別の話をしている
「っほんと、はやく会いたいね」
はやくこの楽しい会話を、聞かせてあげたい
そして、笑う彼女をもう一度。
そのために必要なのは、
、
、
、
「さ、夢喰い探すぞ！！！」
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あめ(プロフ) - ユキナさんの作品が面白すぎて深夜二時から読み始め何作も読んでしまいました…たくさん泣いて笑って楽しませていただきました！気がつけば5時間も読んでました…素敵なお話をありがとうございます！ (2月26日 6時) (
レス) id: 63fa489223 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 泣ける、、、とゆうか泣いた、、、しかも都夢蒼士って名前カッコ良すぎる、、、 (2月21日 10時) (レス) @page50 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふふ - 全私が泣いた (2023年4月13日 20時) (レス) @page50 id: bc020e7b09 (このIDを非表示/違反報告)
美羽 - 私、こういう系で初めて泣きました。深夜2時に号泣してそれからずっと見てて.....文才の塊すぎて尊敬します、！これからも小説頑張ってくださいね (2023年1月3日 21時) (レス) @page50 id: ec9644f59b (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 僕、こういう話って映画だとか漫画でも泣けなくて、小説だと泣けるんです。この話で泣けました。実はこういう話めっっさすこ。書くのめっっさヘタで笑うw (2022年10月24日 21時) (レス) id: 7d0fba99d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2018年8月8日 19時
