【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして3

＿不安が募る＿ ページ14

'



あ「あれは＿＿」



上から突然の爆発音。

土煙がすごい中、晴れれば＿＿＿＿








.







伊「オッサン！！！」


あ「宇髄さん！！」



そこには宇髄さんがいた。


そしてたちまち凄い速さで帯を斬っていく




あ「.....すごい｣



あの大量の帯を一瞬で.....



須「天元様ぁあ」



まきをさんと、
須磨さんの表情が和らいだのがわかる。



宇髄さんも嫁さんの安否が確認できて

安心したのか、少しだけ表情が和らいだ




あ「.......よかった」


そう思い、ひと安心した。




その瞬間だった








あ「.......」




ドクン、と心臓が跳ねた。


そしていつも嫌な前兆の胸騒ぎ。



......なんなの、この胸騒ぎは..






.









あ「....炭治郎....」



ふと、炭治郎の名前が出てきた。

なんで炭治郎の名前が出てきたなんて分からない



でも、きっとなにかあるはずなの


そもそも


炭治郎は今どうしているの？何をしている？



この鬼の本体はどこ.....？



炭治郎がもしその本体の鬼と戦っていた場合。



鬼舞辻無惨は ''堕姫''と''妓夫太郎''と言っていた



上弦が2人いる.....？





.....炭治郎が1人で応戦していたら？






あ「っ！！！」



いてもたってもいられなくなり、


氷の足場を作り、地上へ向かった。



＿＿＿＿＿



＿＿＿



まきをside





宇「派手にやってたようだな流石 俺の女房だ」


天元様の、手が頭に乗せられる。





ま「.......」






昔はこんなんじゃなかったんだけどな


死ぬのは嫌じゃなかった

そういう教育を受けてきたから''忍''だから。


特に くノ一なんてのは どうしたって

男の忍に力が劣るんだし

命を賭けるのなんて最低限の努力だった






＿＿＿＿＿＿＿


あ【女だからってなめんじゃないわよ！！！
男に力が劣ったってなによ！！
だからって命をかけるのが当たり前？
誰だって生きていたいに決まってる！！！


女だって強いわああ！！！！！】





ま【.......】



＿＿＿＿＿＿＿






溜まってたものを、思っていたことを


全部言ってくれた気がした





昔、天元様にも自分の命を第1に優先し、

大切にしろと言われたように




とても嬉しかった.......







ま「天元様.....あの、あの女の子は＿＿＿」




宇「Aのことか？」


須「あの子凄いですね！鬼相手に叱ってました！」



宇「まぁ、アイツ俺にも怒鳴ったからな」









伊「Aがいねぇええ！！！！」

＿知っている＿→←＿女だからって＿

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す