キスが呪い？【ONE PIECE】続 (ページ3)

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3、磯鮑ページ3

「うふふ、、、あなたとの時間最高だったわ、、、」

「そういう言い方はやめろ」

1つのホテルから男女が出てきて、思わず看板に隠れる。

なぜ隠れた私........？！

そっと看板から顔を出し二人を覗き見る。

女の人の顔は見えるけど、、、、うわ、すごく色っぽい、、、、

「ずっとこの島にいてくださいな？私とても寂しいわ、こんないい男そうそういないじゃない？」

「........もう帰る。とりあえず礼を言う。」

「ざぁんねん。また来て」

と女の人が男の人の首に腕を絡ませて頬にキスをしている。

そして、私の方を見てニヤリ、と笑ったのだ。

『ひゃっ........！！』

覗き見てたのバレてる........！！

もう一度そろっと覗いてみるとそこに女性はいなくなっており男性だけになっていた。

『あれ、、、ちょっと待って、、、、あれって、、、あれって、、、、、！！！』

ロー！！！！

あの色っぽい女の人と如何わしいホテルから出てきた男の人はローだったのだ。

『え、嘘、、、』

ローがそんな、、、

でもよく考えたら私はローのこと好きだけどローは私の事どう思ってたのかな、、、、

あれ、、、、

胸が痛い、、、、、

そう言えばローが私にキスしたのは私の命を救うためで、愛情表現のためとかそういうことでは無かった。

私を船に乗せたのも、クルーが喜ぶ、とか意図せず私と契約者になってしまったので仕方なく、とかそういう理由だろうし、「仲間として」私を乗せてるんだ、、、、

あれ、痛いな

こんな痛いの知らないな

私の胸を痛くしてるの、片思いだったんだ

ずうんと重い空気を背中に背負いながら船に帰ると

ロ「だからあれだけ目を離すなと言っただろ！」

べ「すんませんすんませんすんません、、、、」

ベポ君がローに怒られている最中だった。

あぁ晩御飯作ろう、、、と思いどしりどしりと重い足を引きずってキッチンへ向かう。

ペン「あれ、あっキャプテン、Aちゃんいるよ？」

ロ「え？」

べ「え？」

シャ「Aちゃん、ソース取って欲しいっす」

『うん、はいどうぞ』

シャ「これマヨネーズ、、、、」

べ「今日のスープ甘くない、、、？」

ペン「このクッキー塩っ辛い、、、、」

ロ「塩むすびが甘い、、、、何のイタズラだこれは、、、」