49話 ページ2
伊黒「ふざけるなよ。俺は許さない。ただでさえ若手が育たず死にすぎるから。柱は煉獄が抜けたあと空席のまま。お前程度でもいないよりマシだ。死ぬまで戦え。」
貴方「伊黒様、無茶な……」
宇髄「いいや、育ってるぜ。若手は確実に。お前の大嫌いな若手がな。」
伊黒「おい、まさか生き残ったのか??この戦いで。竈門炭治郎が……」
貴方「はい、我妻善逸、嘴平伊之助も…」
伊黒様は驚きを隠せずいた。
御館様side
御館様「そうか、倒したか上限を……よくやった、天元、A。炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助!!……ゴホッゴホッゲホッ!」
あまね「耀哉様!!!」
御館様「100年!!100年もの間何も変わらなかった状況が今変わった。あまね…」
私の口からは大量の血が吹き出した。
もう先は長くない。
あまね「はい」
御館様「わかるか、これは兆しだ。運命が大きく変わり始める。この波紋は広がっていくだろう。周囲を巻き込んで大きく揺らし、やがてあの男の元へ届く。」
息をするのもままならない。
御館様「鬼舞辻無惨。お前は必ず私たちが私たちの代で倒す。我が一族唯一の汚点であるおまえは……!ゴホッ!ガハッ!!!」
貴方side
隠達に肩を借りて屋敷へ戻り、1ヶ月ほど骨折のため療養していた。
貴方「しのぶ様、炭治郎くんや善逸くん、伊之助くん達は……」
胡蝶「……それが、まだ眠ったままなんです。毒が回っていて呼吸も遅れたようで……いつ起きるのか……」
貴方「そうですか……」
姫屋敷に容態をたまに見に来てくれるしのぶ様に3人の状態を教えてもらう。
柱であるのに、私が1番軽傷で後輩3人をも守れず宇髄様の足でまといになってしまった。
肋の痛みはもうほぼ無くなっていた。
貴方「寝ててばっかじゃ体が鈍るわ!」
だけど誰も死んでない。
今回の戦いに参戦して、今後の特訓の方針も自分なりに療養中に考えることが出来た。
片方の肩を着物から抜いた。
胸元には何重もの包帯が巻かれている。
庭にて素振りをはじめる。
弟子「A様!!!まだお怪我が……!」
貴方「大丈夫よ!私は柱なんだから……貴方達にまだかっこいい姿見せれてないでしょ!」
弟子「A様……(ウルッ)」
そう言いながら少しにぶった刀裁きを始めた。
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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月20日 21時