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44話 ページ46

宇髄「このキレイな女(A)以外でこの3人の中で誰か頼みたいんだが…」





おじさん「不細工な子達だね。ちょっとうちでは……先日も新しい子入ってきたばっかりで悪いけど……」





おばさん「……まぁ一人くらいなら良いけど!」




宇髄「じゃあひとり頼むわ。悪ぃな、奥さん。」




そう言って炭治郎くん、炭子が選ばれた。






宇髄「ホントダメだな、お前らは。二束三文でしか売れねぇじゃねぇか。」



善逸「ならAさん出せば良かったでしょ……(ギロギロ)」





宇髄「少し気が変わってな。」




宇髄はこの時思っていた。こんな綺麗なAを入れても店が止めて、辞めさせることができない可能性があると。



貴方「あ、あはは……(良かった…そしたら私の来た意味。)」





すると、街がザワザワし始めた。





『ときと屋の鯉夏花魁だ!』






宇髄「ありゃ、花魁道中だな。」




貴方「??」





宇髄「1番位の高い遊女が客を迎えに行ってんだよ。それにしても派手だぜ。いくらかかってんだ。」





へぇ、花魁の世界も凄いんだね。



私も昔、年に一度の城下町での祭りで神輿に担がれて民衆に挨拶しまわってたっけな。





すると後ろから知らないおばさんが来た。




おばさん「ちょいと旦那。この子うちで引き取らせてもらうよ。「荻本屋」の遣手…あたしの目に狂いはないのは。」





宇髄「荻本屋さん!そりゃありがたい!!達者でな!猪子!」




貴方「達者でねー!!」




善逸「……」









善子は京極屋に無理やり入らせてもらっていた。







宇髄「よし……これで3人入れたな。」




おばさん「そこの旦那!その女子をうちにちょうだいな!この遊郭1番の店、「金獄灯」に入れたいんだよ」





宇髄「あぁー……この子、俺が水揚げした子なんで……」




み、水揚げ!?!?



宇髄様に!?!?!?





その言葉の意味の恥ずかしさに顔が真っ赤になってしまう。





宇髄「ほら、うちの子照れてるでしょ。ここに惚れてね。」




おばさん「ふぅん、そうかい。なら仕方ないね。」





おばさんは不貞腐れた顔をして帰っていった。






宇髄「はぁ、A、その格好でいると何かと不便だな。」





貴方「あのぉ……私は……どうすれば………帰っても良いですか??」





宇髄「1度藤の家に戻って鬼殺隊の服に戻ってこい。」






私は渋々藤の家に戻り、反抗してそのまま眠りに落ちた。

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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時

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