24話 ページ26
煉獄「A!大丈夫か!?もうフラフラだぞ!」
それにしては2人とも無傷であったが……
バタッ…
足に力が入らずそのまま倒れた。
が、煉獄様が抱き抱えてくれた。
鴉「鬼全員殲滅!!屋敷二モドレ!!」
貴方「煉獄様…来てたなら助けてくださいよぉ…涙」
煉獄「あんな風に心の内側に秘めていた思いをぶつけることも大切だろうと思ってな。いつもと違う戦闘では心身ともに鍛えることが出来る。」
貴方「そうですけど…」
そこから私の意識は途絶えた。
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貴方「っ……」
目を覚ますと、白い天井に…炭治郎くんの顔があった。
あぁ、蝶屋敷に運ばれたのね……
炭治郎「Aさん!!」
貴方「炭治郎くん……善逸くんや伊之助くんは?」
炭治郎「あいつらなら、今サボってた分の機能回復訓練に行ってます!」
貴方「そうなのね…炭治郎君も元気そうでよかった…」
炭治郎「急に煉獄さんが運んできてビックリしました!」
貴方「煉獄様は??」
炭治郎「丁度さっきまで居たんですけど、どこか行ってしまいました。」
貴方「そっk」
ガラガラー!!!
不死川「おい!A!!」
貴方「あぁ、不死川様……」
体がどっと重い感じがする。
悲鳴嶼「A、大丈夫か。」
貴方「体がすっごく重くて、気持ちもすごく下がってます…」
不死川「無傷なのに倒れておかしいと思ったんだよ。悲鳴嶼さん、何とかなりませんか?」
悲鳴嶼「悪霊が取りついている。」
貴方「あぁ……そうでしょうね。」
悲鳴嶼「目を閉じて、ゆっくりと呼吸しなさい。」
言われるがままに目を閉じてゆっくり呼吸をした
悲鳴嶼「如是我聞。一時佛、在王舍城 耆闍崛山中、與大比丘衆……」
悲鳴嶼様のお経が聞こえ始めたかと思えば、急に落ち込んでいた気分が回復して戻ってきた。
悲鳴嶼「もう目を開けても大丈夫だ。取り憑かれにくいよう、経を読んでおいた。体調は如何か?」
貴方「元気が…戻りました!体も軽くなった!!!ありがとうございます!」
悲鳴嶼「ならば良かった。では、これで。」
不死川「悲鳴嶼さん、ありがとうございます!屋敷まで送らせていただきます。A、大事にな!」
悲鳴嶼様は涙を流しながら不死川様と蝶屋敷を出ていった。
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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時