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2話 ページ3

そして、炭治郎君はゆっくり口を開いた。



炭治郎「俺の妹は、鬼になりました。だけど人を食ったことは無いんです。今までもこれからも!」



伊黒「くだらない妄言を吐き散らすな。そもそも身内なら庇って当たり前。言うこと全て信用はできない。俺は信用しない。」




悲鳴嶼「あぁ……鬼に取りつかれているのだ。早くこの哀れな子供を殺して解き放ってやろう。」



炭治郎くんがその後も柱に思いをぶつけていた。




不死川「おいおい、何だか面白いことになっているなぁ。」




貴方「不死川様……」




彼の手には木の箱。



隠「困ります!不死川様!どうか箱を手放してくださいませ!」



不死川「鬼を連れてきたバカ隊員はそいつかい!一体全体どういうつもりだ?」




甘露寺「/////」




胡蝶「不死川さん、勝手なことをしないでください。」




不死川「鬼がなんだって?坊主。鬼殺隊として人を守るため戦える?そんなことはな、有り得ねぇんだよ!バカ!!!」



ドスッ!!!!




不死川様は箱を3度刺した。



すると、隣に拘束されていた炭治郎くんが不死川様の元へ走っていく。




炭治郎「俺の妹を傷つけるやつは柱だろうがなんだろうが許さない!!」




不死川「ハハハ!!そうかい、よかったなぁ!」




冨岡「やめろ!!もうすぐ御館様がいらっしゃるぞ!」



ガッ!!!!




貴方「ええっ!?」



炭治郎君が不死川様に懇親の頭突きをした。



冨岡「……」



甘露寺「ブフッ!(笑)……すみません。」




炭治郎「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら、柱なんて辞めてしまえ!」



不死川「てめぇ、ぶっ殺してやる!」




『御館様のお成りです!!!』




私は不死川様の隣に跪いて座った。




御館様「よく来たね。私の可愛いこどもたち。おはよう皆。今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな?顔ぶれが変わらず半年に一度の柱合会議を迎えられたこと、嬉しく思うよ。」





貴方「御館様におかれましても、御創建で何よりです!益々のご多幸をお祈り申し上げます!」





御館様「ありがとう、A。」




甘露寺「(私が言いたかったぁ……御館様にご挨拶……)」




不死川「恐れながら柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士についてご説明頂きたく存じますがよろしいでしょうか?」





御館様「炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めて欲しいと思っている。」






その場が凍りついた。

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作者名:うじっしー | 作成日時:2020年8月13日 2時

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