【wrwrd】呆気なく捕まりました3【軍パロ】

護衛を任されました ページ6

(お"ぐれ"でずみ"ま"ぜん")



2週間はあっという間にすぎ、特にa国の新しい情報はなく外交当日となった。

まずは雰囲気作りからや！と先日コネシマさんから貰った黒のスーツに着替える。前の買い物の時どこにいたのか聞いたけど、ほんと雰囲気作りが好きな人だな。

さっそく着替えて鏡の前に立ってみる
こうして見ると本当にボディーガードみたい。
クルクルと着慣れないスーツを見回す、うん、落ち着かないな。

『それにしても…サイズピッタリ…私スリーサイズ教えたっけな』

まぁ、いいか。あ、サングラス付けたらもっとそれっぽくなるだろうな、確か棚にあった気が……

はっダメだダメだ。重要な任務のマジかに何を浮かれてるんだ私。

『ほんと、最近平和ボケがすごい……空気を変えなきゃだわ……』

ﾍﾟﾁﾝと軽く自分の頬を叩き大きく深呼吸をする。
よし。

「ﾆｬ-」

『ん、シロ。今日は夜まで帰って来れないから餌朝昼兼用に入れとくね、一気に食べちゃダメだよ？』

「ﾆｬ-」

今日もくっそかわいいなシロはほんと
あれからシロの事を少し調べていたがどうやら頭が抜群に賢く、私の言葉が分かるような動作をしていたのでこの子は人間語が分かると判断した。こんな猫世界にたった1人だけだよ……

『何かあったら私の部屋の外に出てこの前食堂で会った✕のマスクが特徴のお兄さんに助けを呼ぶんだぞ〜』


「ﾆｬ-」

『よし、じゃ言ってくるね！』

行ってらっしゃいとでも言うように尻尾をふりふりさせるシロを横目に流し総統室へ向かう。
な、なんか緊張してきたな


総統室に到着しｺﾝｺﾝｺﾝとドアを叩く。

『Aです。集合の時間ですので参りました』

gr「はいどうぞ」

ｶﾞﾁｬﾘ

『失礼しま……あれ、まだ誰もいないですね』

gr「いや、まぁ集合時間の30分前やしな、Aが早すぎるだけだぞ」

『大事な仕事ってこんくらい早く来ないと行けないんじゃないんですか……？』

gr「それはニャーカルタのルールか何かか？
俺らはどんな任務や仕事だって指定時間までに来れば全然OKや」

『最終打ち合わせとかしないんです？』

gr「孤児院奪還の時はAが初めてだったからしたが、普段はおのおの当日までに頭に入れさせるぞ」

ここには馬鹿は居ないからなと自慢げな表情をみせるグルッペンさん。
そ、それがここのルールなのか、またエーミールさんか神様らへんに復習させてもらおう。

護衛を任されました→←護衛を任されました

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す