誕生日 ページ12
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部屋に戻りベットに寝転ぶ。
明日は何の科目があったっけなんて考えながら
早く寝るかと眠りについた。
夢か現実か
意識も曖昧な中カサカサと音がする
なんの音だろう
窓の外の水魚たちが暴れてるのだろうか
気にすることも無いかと
もう一度眠りにつこうとしたところで
何かがガタンと大きく音を立てた。
ドラ「誰だ…！」
まだ完全に冷めきってない頭でそう叫ぶ。
…と、その瞬間目の前で火花が散った。
ドラ「っ！？」
『ハッピーバースデー、ドラコ』
ドラ「A、か…？」
姿を確認しようと真っ暗な部屋の明かりをつけたはいいが、眩しさのあまり反射的に目を閉じてしまう。
『本当はこっそり置いていくだけのつもりだったんだけど、起こしちゃったね。ごめんね…？』
ゆっくりとその明るさに慣れながら目を開けば
僕の机の上に何かをこそこそとのせていたAの姿。
普段の制服姿とは違って
Tシャツに短パンと言うとてもラフな格好をしており、
そのすらりと伸びる白い脚に目眩に似た感覚を覚えた。
ドラ「な、なにしてるんだこんな時間に」
『クラッブからドラコの誕生日を聞いたから…テスト週間でなかなかゆっくり会えないけど、どうしても1番最初にお祝いしたくて…』
ちらりとAが視線を落とした机の方に目をやれば、
そこには小さな四角いケーキがあった。
『ごめんね、すぐ出てくから。…これ、今回は美味しく作れたと思う。保冷魔法かけておくから朝ごはんにでも食べ…』
ドラ「今食べる。」
『え…？』
ドラ「今食べるからもってこい。」
僕の声に、｢横暴だなぁ｣なんて言いながら
おずおず…といった様子でAはケーキを運んできた。
四角い形のショートケーキだろうか？
白いケーキの上にはルビーのように赤い色のソースと
形のいいいちごが乗っていた。
『た、多分今回は失敗してないと、思う…』
ドラ「わざわざ作ってくれたのか？」
僕の言葉にAはこくんと頷く。
そんな姿が可愛くて、僕はベットサイドの椅子に腰掛けたAの頬に手を伸ばし、ちゅっと口付けた。
ドラ「ありがとう。すごく、幸せだ。」
『ふふふ、大袈裟よ。』
はにかむようにしながら
Aはどうぞ、とケーキとフォークを差し出してくる。
だが僕はそれを受け取らなかった。
『…ドラコ？』
ドラ「食べさせて欲しい。」
『えっ？！』
不思議そうに首を傾げるAの目を見つめてそう言えば、
驚いたように目が見開かれた。
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美愛(プロフ) - Aliceさん» 沢山褒めて頂きありがとうございます！私の方こそコメントとても励みになってます🥰毎日のガッツポーズを楽しみに書き綴りますね！笑 (2023年4月9日 13時) (
レス) @page48 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 第4篇お疲れ様でした！しつこいくらいコメントしてますがそのくらい気持ちが溢れてます！美愛さんの文の書き方、言葉の選び方、何をとっても好きです！毎日更新の知らせがくると本当にガッツポーズしてます( *˙ω˙*)و (2023年4月8日 21時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» お気遣いありがとうございます😌毎日更新を見守って頂き嬉しく思います。しっかりと休ませて頂いたのでまた楽しく書き綴らせていただきますね！ (2023年4月3日 19時) (レス) @page37 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 昨日の更新の時にコメントしようと思っていたのですが、もし次の日に再度体調崩されるかもしれないと思いまして今日更新したらコメントしようと考えておりました！お身体の方はお休みになられましたでしょうか？これからもご自身のペースでゆっくりやられてくださいね。 (2023年4月2日 20時) (レス) @page34 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます。今日から再開致しましたのでぜひまた読んでいただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月1日 21時) (レス) @page33 id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年3月12日 18時
