女優の私が推しの彼女はじめました 2 (ページ33)

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20歳の誕生日ページ33

慎太郎SIDE

今日はAの20歳の誕生日。
お祝いのため仲のいいみんなで集まった。
って言っても本人はまだ不在。
その間に飾り付けや料理の準備。
俺の周りの人たちでAと関わりを持った人たちがお祝いしに来てくれている。
SixTONESはもちろん。
Snow Manのメンバー。
今回はじめましての人もお祝いに駆け付けている。
なぜみんなの仕事がこの日空いてるかと言うと調整。
調整してもらって
“この日のこの時間だけは！”って
スノストで頼み込んだ。

【まさか慎太郎の彼女があの人気女優の高城A】
【ホントだよ！】
【最近共演した俳優さんがAちゃんの連絡先】
【あ！聞いてきたな！】
【あ？聞かれた？】
【うん！聞かれた！】
『えっ？何でお前らに聞くわけ？』
【前に共演したから？】
【うん！あの子の連絡先持ってるー？って！】
【持ってないから持ってないって言った！】
【持っててもあげないけどな！】
【個人情報だしな！】

俺の知らない場所でそんなことがあったなんて。
やっぱりモテてる。
でももうAには俺がいます。

【おーい！慎太郎！】
『はーい！』
【慎太郎！ここでいい？】
『左側もう少し下！』
【俺？】
『うん！俺！』
【おけ！】
『よし！OK！』
【風船出来た？】
【あと16個！】
【えっ！30分前から初めてまだ4個かよ！】
【人数比合わないだろ！スノストみんないるのに】
【確かに！】

みんないるからみんなでふくらませれば早いけど
みんながいるから風船4個しか
作れないくらい話が弾む。

【1人1個とか2個ふくらませばよかったよな！】
『みんなでやるか！』
【それが早い！】
【Aちゃん今どこ？】
【仲のいい女優さんと一緒にいるって？】
『うん！』
【その子に連絡とってる？】
『とってるとってる！』
【あと1時間くらいって！】
『お！いいじゃん！いいくらいじゃない？』
【そうだな！】