女優の私が推しの彼女はじめました 2 (ページ30)

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おつかいページ30

頼まれたものを買って同棲する家に帰った俺。

『ただいま！』
【おかえりなさーい！おつかれさま！】
『おつかれ！買ってきたよ！』
【ありがと！】
『どういたしまして！』
【助かった！】
『A？』
【ん？】
『頭痛いの？』
【ううん！そういうことじゃなくて！】
『ん？』
【ちょっとお腹痛くてさ！】
『お腹？』
【うん！そう！】
『なんか食べた？』
【いや･･･ん･･･えっと･･･あれで･･･】

ちょっと恥ずかしそうにそう言ったA。

『あ！あー！おけおけ！わっ！言わせてごめん！』
【うん！】

めちゃくちゃ謝ったら。
“その顔！色んなとこで気まずい時によくしてるよね”
って笑ったA。

『どんな顔？』
【んふふ！知らない？】
『自分の顔は見えないし！』
【ググってみたら？たくさん出ると思う！】
『なんだよそれ！』
【かわいいです！】
『またかわいいって言った？』
【言ってた？】
『わぁ！』
【いいじゃん！】
『まぁ･･･いいや･･･とりあえずご飯は任せて！』
【ありがとう】
『うん！ゆっくりしてていいよ！』
【いや！いいよ！疲れてるでしょ？】
『お互い様だけど！今はAはムリしなくていい』

ゆっくりしてていいって言ったのに。
洗濯物をカゴに積んで持ち運んで来たA。

『えっ！いいよ！』
【これなら座ってでも出来るじゃん！】
『いいの？』
【全然いいよ？】
『じゃあ俺は料理するよ！』
【うん！よろしくお願いします！】