また明日。《8》

♯400 ページ50

陣「あ、うん！よろしく〜…………ホンマごめんね？(汗)」


A「気にしないでください(笑)」


陸「秋斗が最近いい感じの子って……杏(もも)？」


A「………………うん」


秋斗「何でみんな陸くんばっかり…………」


京介「…陸、Aちゃんちょっと調子悪くて休んでたんだ。もう連れて帰ってあげて」


陸「え？大丈夫？お腹痛い？頭痛い？」


A「休ませてもらったからもう平気」


陸「陣くん、悪いけど今日はもう……」


陣「そやな(汗)A……ちゃん？次またゆっくり陸さんちでお話しましょうね」


A「はい、すみません今日は失礼します……あっくん、ももちゃん……先に帰るね」


杏「大丈夫？気を付けてね(笑)」


A「ありがと……(笑)」


陸「A荷物は？貸して」


やっぱりあのピアスはの持ち主はももちゃんで
ももちゃんの片割れは陸くんが持ってたんだね
勘、当たっちゃった……


タクシーの中で手をギュッって握っててくれた
私も陸くんに体を預けた


A「陸くん明日朝早いよね？何時の新幹線？」


陸「俺のことは気にしないでいいから」


過去の事はどうにもならない
けど、知らなくていい事もあると思う
どんな人と付き合ってたかなんて、知りたくなかった


それに、全く今は関係ないなら気にもならない
けど、今も陸くんがプレゼントしたピアスを着けてて、その片割れが陸くんのベッドルームにあった

これは過去の事じゃなくて
現在進行形なの？


A「明日朝早いの分かってるけど……陸くんの家泊まっていい？邪魔しないから……陸くんと一緒にいたいの」


このまま2,3日離れるのは心細かった

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