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15 lrn side ページ15
小さく息を吐いて、そっと彼女のスマホに手を伸ばし画面を静かにスリープにして、テーブルの上へ置いた。
どこか照れくさくて、でも悪い気はしない。
彼女は穏やかな寝息を立てていて、目元の髪が少しだけ頬にかかっている。それをそっと指先でどかすと、無意識に微笑んでしまった。
lrn「……ソファじゃ、風邪ひくっすよ」
そう言いながら、ゆっくりと彼女の体を抱き上げる。
呼吸が乱れないように慎重に、できるだけ揺らさないように、
自分の部屋のベッドまで運ぶ。
ベッドに彼女を静かに下ろし、布団をそっと肩までかけてやる。
lrn「……ほんと、何してんだろ、俺」
寝顔を見つめながら 小さく呟いた。
言葉は誰にも届かない。
ただ雨の音と、彼女の穏やかな寝息だけが部屋の中に溶けていった。
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作者名:もも | 作成日時:2025年11月7日 1時


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