LUNE【high&low the worst】

#8 ページ8

有剣side






Aの学校が終わる頃に

校門に行き



A大人しくしててよ〜!
なんてLINEしてくるから



ちゃーんと大人しく待っててやったのに




なかなか出てこないA







有｢何やってんだあいつはぁ〜｣





まぁあいつが自由人なことは重々承知





連絡も全くつかない

電話ぐらい出ろよなぁ〜



校門にもたれかかってすわりぼーーーっと
Aのこと考えたり、スマホいじったり






有｢はぁ、、｣





下校時間だからなのか学校から出てくる生徒の目が気になって仕方ない






｢きゃっ、何あれ…｣

｢やば、こわい。あれヤンキー？｣





聞こえてるつっーの



そんな声がチラホラ

アレってなんだよアレって

俺は物か？あぁ？




んまぁ、この見た目じゃあしょーがないかぁ




｢うわ、やばっ ちょっとこわい あっち行こ｣
｢早く逃げよ！！｣





誰も襲わねーって



おい、お願いだからA早く来てくれよ
いい加減イライラ収まんねぇわ





ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ



お、Aか？



画面の表示を見ずに電話に出る



有｢おいよ〜、お前遅いって｣

佐｢は？｣

有｢え、？｣



思っていた声とは遥かに違うひっくい声がして画面をみると








佐智雄





の文字



お前かよ

有｢えぇ〜佐智雄かよ〜 、なぁに？なんの用？｣

佐｢俺で悪かったな｣

有｢そんなことないけどよ｣

佐｢ちょっと七森の件で話したいことあって幹部会したい｣

有｢え、今から？無理無理無理｣

佐｢はぁ？なんでだよ｣

有｢俺はいま彼女ちゃん待ってんの。デートで忙しいのよ今日は｣

佐｢は？また彼女かよ、じゃあ七森はどーするっつーんだよ｣

有｢んまぁ〜、あした？んじゃそーゆー事で｣


佐｢え、おぃ！ちょっとまt((ブチッ





ごめんねぇ佐智雄ちゃん





男1｢おいおいおいおい、見てみろよあれ！笑｣

男2｢やっべー、お嬢様学校に鳳仙のヤンキーが座り込んでんぞ！！爆笑｣

男1｢しかも1人でよぉ笑 お嬢様学校にヤンキーがなんの用があんだよwww｣

男2｢こんなところでナンパか？www やっぱりヤンキーは考える事がアホだな爆笑｣





清邦の前を通りかかった
他の学校の男子高生





わざと俺に聞こえるように
言ってくる





立ち上がり


有｢あぁ？なんだおめぇら｣


ごめんねぇA

大人しくしとくって約束もう守れねぇわ

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