LUNE【high&low the worst】

#2 ページ2

佐智雄side









薄暗い



ネオンの光がちらほら光る





地下に入っていく








男｢おい、変なの来たぞ〜｣


男｢出てけ出てけ〜｣







緊張感が漂う中









襲って来ようとした男の首を持ち

壁にぶち当てる



次々に襲ってくる男たちを倒していく


中にはナイフなんか持ってる奴もいる









佐｢おい、唯｣



寝転がっている女を起き上がらせる

この子は唯じゃない…




唯 どこにいんだよ






絡んで来た女も唯じゃない






奥に進むにつれうじゃうじゃと襲ってくる男が現れる


その男たちを倒し





奥に合った部屋のドアを蹴り



扉を開けた









そこにはソファーに座った唯と



唯に寄り添う1人のフードを被った女









部屋に居た1人の金髪の男を倒し



唯の方に近く







するとフードを被った女は


顔を見られないようにし


サッとその場を立ち去ろうとした







唯｢あ、ありがとう！｣




唯が叫ぶと


女は





すこしこっちを向いて
口角を上げた









あの顔

暗くてハッキリは見えなかったが髪色と口元で分かった





あれは A ？









唯｢ねぇっ！！離してよお兄ちゃん！｣


唯｢いつまでも親づらしないで｣



佐｢お前が何しようが構わねぇ、でもお袋だけは悲しませんな…｣


唯｢っ…｣


佐智雄｢それと、さっきの女だれ？｣


唯｢っ、し、知らない。助けてくれただけ｣


佐｢嘘つけ、Aだろ。｣


唯｢知らないって！！ てかお兄ちゃんAさんの事知ってんの？｣


佐｢あぁ、｣


唯｢なんで！？｣


佐｢…さぁな？ 帰るぞ｣

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