4話 ページ5
太宰「どうしよう。」
Aの家までは来れたもののドアが開けられない。
手がふさがっているから。
太宰「ピッキング出来ないじゃないか。」
チラッとAの家の横の人に見られる。
太宰「…あ。蜥蜴。」
中也「うげっ!青鯖手前なんでここにいる。」
太宰「この通りだよ。」
太宰は壁で隠れてて見えなかったAを中也に見えるようにする。
中也「!どうしたんだ!!」
太宰「熱だよ。働きすぎだ。」
中也「そこはブラックか!!」
太宰「いろいろとね。まぁ助けないけど。」
中也「は!?」
太宰「彼女の頑張る姿は素晴らしいからね。」
中也「!!」
太宰「さ、ドアを開け給え。」
中也「チッ…」
ガチャッ
太宰「…ピッキングって意味だったのだけど。」
中也「壊したらどうすんだよ。」
太宰「なんで君が鍵を持っているんだい?」
中也「貰ったからに決まってるだろ。」
太宰「気に食わないな〜」
中也「はぁ?」
太宰「もういいよ。用はない。帰って。」
中也「手前なぁ…ていうか、手前一人でなにするんだ?」
太宰「看病だけど。」
中也「…お粥は?」
太宰「勿論私の手づくり。」
中也「絶対にダメだ!手前はAを殺す気か!?」
太宰「はぁ?」
中也「とにかく飯は俺が作る。手前はAのそばにい
ろ。」
太宰「…本当に気に食わない。」
太宰はAの唇を自分の唇と重ねる。
チュッ
中也「!」
中也は驚いたようにこっちを睨んだ。
中也「手前…何してんだ。」
太宰「キス、だけど。」
中也「…巫山戯るな。」
少しして、中也はキッチンからお粥を持ってきてAの近くのテーブルに置いた。そして、なにも言わずに帰って行った。
『…』
太宰「おはよう。よく寝れた?」
『…お得意のピッキング?』
太宰「さぁね?」
『違うんだ。意外…あ。中也か。』
太宰「…」
『…私が鍵忘れただけだよ。』
太宰「…なんだ。」
『うん。』
prrrrrrrrrr
太宰「?まふくん…?」
『っ!!友達だから!もういいよ。ありがとう。またね』
私は太宰を家から追い出した。
『…もしもし』
まふまふ「歌録が、2週間後くらいになるみたい。」
『2週間か。』
まふまふ「喉どうかした?熱?昨日も配信で言ってたし」
『配信で?…あ、雨の中走って帰ったってやつ?』
まふまふ「うん。」
『まぁ、うん。熱。昨日のが原因かな。』
まふまふ「えー!大丈夫なの?そらるさんきっと遅らせて
くれるよ?」
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愛河哀華(プロフ) - えぇ、消しちゃうんですか。でも、事情があるようで、仕方ないですね。精神を治すことをしてください。僕もありますしね。占ツクを続けてくれるなら見ますし、止めるにしても再開を待っていますので頑張って下さい (1月18日 18時) (レス) @page7 id: e9f86c8378 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - 消してしまうのは残念ですがそういう事情なら仕方ないですよね!私も時々精神死にかけることありますし、、まぁ占ツクまだするにしても止めるにしても頑張ってくださいね! (2022年11月19日 21時) (レス) @page7 id: 43dd0d6090 (このIDを非表示/違反報告)
双葉(プロフ) - ふゆさん» ありがとうございます!更新楽しみに待っててください! (2022年11月11日 16時) (レス) id: 231a6b3030 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - この作品凄く面白いので大好きなんです!双葉さんのペースで、ゆっくり更新していってくださいね!!応援してます (2022年11月9日 23時) (レス) @page6 id: 8561adce43 (このIDを非表示/違反報告)
双葉(プロフ) - ありがとうございます!更新激遅ですが見ていってください! (2022年10月22日 16時) (レス) id: 231a6b3030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの双葉 | 作成日時:2022年8月9日 1時