嘘つきは誰彼構わず弄りたい【ci】2 (ページ44)

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94話ページ44

あっ、ちなみに次の日にうちがいることに気付いて｢やれ｣って言われましたぁ……
ま、完璧にしてやったんですけどねぇ！！

『ウツさん！トントンさん！！ゾムさん！！初めまして！！』
Tn｢最初っからAに頼めばよかったわ…｣
Zm｢おー！すげー！｣
Ut｢その状態でシャオちゃんに会ってみ？｣
Tn｢あっ！それええやん！｣
Zm｢今日は休みってことにしとくからw｣

ふーん？？
まあ、ええけど〜w

さーてーとー
どんな相談しよっかなぁ
シャオロンに当てはまるような恋愛相談にしよっかな

『あの〜相談があってきたんですけど〜…』
Tn｢おぉ〜いらっしゃい｣
『恋愛相談なんですけど…』
Ut｢それなら僕に任せて♡｣
『いや、好きな人を探してるんですけど…』
Zm｢好きな人ォ？｣
『えっと、好みがオシャレでしっぽは長めがいいんですけど…あ、髪色は落ち着いてるのがいいです！角は普段隠してるとなお良いです！！』

よーし、これでシャオロンに近づいてるはずだが？？？
髪色は落ち着いてるってことでリードって選択肢は無くなったやろ！！
後角のことでゾムって選択肢も消えたはず！！

Ut｢う…僕はしっぽ見せてないからなぁ…｣
Zm｢普段から角出てるしなぁ｣
Tn｢髪…w｣
Sha｢……ん？｣
Zm｢コイツ！シャオロンなんかどうや！！｣

ナイスゾム！！
ええ感じで進んどるわ！！

『あっ、…好みです…あの！友達からでいいんです！私とこれから関わってくれませんか！！』
Sha｢えっ！？あ、あぁ…ええけど…｣

…これっていつネタばらししたらええんや…？？？

Ut｢…なぁ、これいつネタばらしするん？｣(ボソ)
Tn｢タイミング逃したぁ…｣(ボソ)
Zm｢…どうしよ……｣(ボソ)

ガチャ

Ci｢調子どう〜？ってあれ？A？何しとるん？｣
Shp｢え、どこ？？｣
Ci｢え？どこって…そこの女子｣
Sha｢は！？｣

あ、なんかタイミングいいし今ネタばらししちゃうか…w

『あれぇ？なんでバレたん？完璧なはずだったんに』
Ci｢え、ごめんw雰囲気似てたからカマかけたw｣
『ふざけんなwそれでバレたうちの身にもなれww』

まー、怒ってないんやけど〜w
それどころか感謝しとる

Shp｢え、本当になんで？｣
Ut｢嘘やろ…｣
Tn｢標準語も上手かったんに｣
Zm｢見た目もめっちゃ変えたやん！？｣
Ci｢だから〜なんて言うか…雰囲気似てたじゃん？｣

雰囲気似てたってなんやねんw
全く違うはずじゃんw

Sha｢騙された…｣
『いや、ごめんって…許してクレメンス』

めっちゃキレられましたw