嘘つきは誰彼構わず弄りたい【ci】2 (ページ24)

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74話ページ24

Shp｢心配しなくて大丈夫です、甘えてるだけなので全く害はありませんから…｣

説得力ねぇ…って…
＿＿＿＿

それからも大きく成長したピコは我々師団のうちらをめちゃめちゃに悩ませた…

Zm｢ウワッなんやこの大量の毛！！｣
Shp｢すみません今ブラッシング中で…｣
Tn｢『ピコ！遊びたいのはわかる！！でもトンとリューが怖がっとるから！！』｣
Sha｢…えー、それでは第4回我々会議をはじめま…｣

で、デカすぎて…
会議どころじゃないんやけど…w

Ci｢森に返してきなさい！！！｣
Shp｢ヤダーーーーーーッ！！！｣
Ci｢デカくなりすぎや！狭すぎて活動できひんやろ！｣
『前よりさらにデカくなっとるし…』
Shp｢デッカいのの何がアカンのや！グルッペン団長だってデカイし似たようなもんやろ！！｣
Ci｢念子と団長を同列に扱うな！！｣

うーん、まあ流石に同列ではないわなw
団長よりさらにでかいしなぁw
これはさすがにきついわ…

Sha｢いやまぁ…捨ててこいってのはさすがに無責任やからナシにしてもさぁ、ここで飼い続けるのはさすがにもう無理じゃない？｣
『こんな狭いとこずっとおってもピコのストレスにしかならへんやろ…なぁピコ』
ピコ｢ミャン？｣

みんなもここにおったらアカン理由くらい沢山あるんちゃう？

Ut｢そいえば最近｢我々師団から魔獣の声がする｣って噂が流れてん…｣
Zm｢先生にバレるのも時間の問題やし早めに移動させた方がええかもな…｣
Tn｢問題は場所をどうするかやけど…｣
Shp｢…わかりました、飼い主の僕が責任を持ってピコの新しい住み処を探します｣

…ショッピパイセン、大丈夫かな
これで病んだりせぇへんよな…？
先輩やし、大丈夫やろ…
＿＿＿＿

今日のつまらん授業が終わって、師団室に行く気にもならなくてとにかく暇やったから窓の外を見てみたんよ

『…なあ、シャオロン』
Sha｢んー？｣
『あれって、ピコちゃう？』
Sha｢え？…あ、ほんまや｣
『……帰ってったんかな』
Sha｢そうなんちゃう？……まあ、そんな泣かんでもまたすぐに会えるやろ｣

……あれ、泣いてるんバレた？？
そんな時はこの技を使えば何とかなんねん…

『やだなぁ、目薬やで？』
Sha｢そんな嘘つかんでもええから｣
『…ごめん』
Sha｢ん｣

ピコ……
またいつか一緒に遊ぼうな
その時はリューとトンも一緒やから
ずっと待っとるな！！