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それからしばらく小瀧くんに解放されることはなかった。
ふつーに会話しながら
私の背中をトントンしたら
私の頭に小瀧くんの顔すりすりしてきたり
私の肩に顔を埋めてきたり
まるで、カップルみたい。
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「 抱きしめたらこんなにちっちゃいんやね…Aさん」
『 も、もう大丈夫だから…寒くないからそろそろ離してっ』
「 いや、ですか……？」
普段大型犬みたいに元気なくせに
こう言う時はクゥ〜ンとでも鳴きそうな顔で私を見つめてくる。
『 ……も、小瀧くんの方が小悪魔だよっ』
小瀧くんから離れようと対抗するのをやめた。
「 ふふ、Aさん優しいねんな〜」
『 ほんと、私どうしたんだろ？笑』
そう言ったらまた小瀧くんにぷんすかされた。笑
そういえば時間も気にせず喋っていたけど
気づけば周りにはカップルがちらほら……
あ、がっつりちゅーしてるとこもある……、
これは早く退散しなくてはっ
「 あ、Aさん見て。あそこのカップルちゅーしとる」
『 そ、そう？』
「 俺もしてええ？笑」
『 絶対ダメ』
「 ほんまに？」
わざと耳元にウィスパーボイスで話しかけてくる。
『 ねぇ、ほんとに怒るよ？』
「 はいはい、すんません」
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何言ってんのこの子って思ってる反面、
本当にするのかな？ってバカな期待をしている自分もいる。
あ〜〜、もう小瀧くんにハマっちゃったのかな？私。
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「 あ、もう23時や。明日仕事やしそろそろ帰りますか」
『 そうだね』
「 ここから割と近いっすよね？タクシーにします？歩きます？」
『 ……歩こっか、』
何か今夜は小瀧くんと色々あってもう少し一緒にいてもいいかな
なんて思ったから歩いて帰るほうを選んだ。
小瀧くんもにこにこして嬉しそう。笑
「 早くみんなに紹介したいな〜〜」
『 …何を？』
「 Aさんに決まっとるやん。」
『 いや、まだ紹介されるような関係じゃっ……』
「“まだ”なんや？♡」
イタズラな笑みを浮かべる小瀧くん。
「 でも流星や淳太には会わせたくないな〜」
『 何で？』
「 超絶イケメンやし女の人喜びそうなこと何でも知っとるし」
『 そんなすぐオチないから大丈夫だよ。笑』
「 Aさん大好き！」
若い子って本当怖い……
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もも(プロフ) - 夏さん» 夏さん、細かくありがとうございます（ ; ; ）誤字だらけですね！（ ; ; ）気をつけます… (2019年3月20日 18時) (
レス) id: 85b2907961 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 17【会いたいって思ったってくれてて】→会いたいって思ってくれてて、 18【あそのカップルちゅーしとる】→あそこのカップル、 44【今日は家上がるのはいいにしとくわ】→家上がるのは遠慮しとくわ だと思います。 (2019年3月17日 23時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 7【でもその後とお酒を飲み進めていくうちに】→でもその後も、 9【そいえば】→そういえば、 11【ご飯連れてってた言われたのはいいものの】→連れてってと 【本当に小瀧くんみないなイケメンが】→みたいなイケメン、 (2019年3月17日 23時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年1月1日 23時
