本物の私【黒尾鉄郎】

本物３ ページ5

貴方side

体育館に行き、帰ってきた皆にボトルとタオルを渡す。




こういうのを青春っていうのかな。私にはよく分からない。




黒尾「A〜。」



ギュッ




またか。さっきもやったのに。重いし面倒くさい。




貴方「何、クロ。さっきもやったよね？重いんだけど。」




黒尾「いいじゃねーか。俺の充電なんだよ。」






まぁいいか。正直に言うと、クロのにおいとか安心するし。でも、そんな事は言わない。冷たく




貴方「あっそ。」




こう返すのが精一杯。




山本「そう言えば、黒尾さんとAさんって身長差凄いですよね。」




夜久「だよなー。何cm離れてんだ？」




黒尾「多分20くらい。」




灰羽「そんなこといっても、夜久さんA先輩と身長同じじゃないっすか！」




そんなことを口走ったリエーフは、やはり夜久君に回し蹴りをかまされていた。




何回身長の話すんなっていわれればわかるんだろ。学習してほしいんだけど。




犬岡「黒尾さんとA先輩はいつからつきあってるんスか？」




なんか今更感が。




貴方「一年の…夏ぐらいからかな？」




灰羽「どっちから告白したんスか？」




私の嫌いな質問ベスト10にはいるよそれ。そんな事お構いなしにクロは答える。




黒尾「俺からに決まってんだろ！ってか俺、Aに一目惚れだったし。」




貴方「なにそれ、初耳なんだけど。」




一同「えっマジですか。」




マジです。




黒尾「言ってねぇしな！」




そこはいっとこうよ。




夜久「よし、そろそろ始めるぞ！」




長い休憩だった。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ−−−−−−−−−−−
なんかいろいろ変ですね。

後私、１日一話くらいのペースで更新します。よろしくお願いします！

本物４→←本物２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す