【鬼滅の刃】元風柱の継子様は堅物デコ真面目に溺愛される

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食事を終えお風呂に入った私は、



今日は物凄く実弥様に構ってもらいたい気分なので、頭を拭いてもらいに行く。



頭を拭いてください！と言うと、お茶を飲んでいた実弥様は噎せてしまった。



なんで俺が…と文句を言いながらもやってくれる。



こういう不器用なところも実弥様の良いところだ。



兄弟の多かった実弥様は、私の事を継子はもちろん、本当の妹のように接してくれる。



最初は戸惑ったけど、今ではそれが当たり前になった。



なのでいつか実弥様を『兄上』と呼んでみたい。









「A」


「なんですか？」


「竈門炭治郎と恋仲なんだろ？」


「え！何故それを！？」


「胡蝶から聞いたんだ」









ああー！！しのぶさん！！



別に隠していた訳じゃないけど、実弥様に知られたら恥ずかしい…



相手が炭治郎だからとかじゃなくて、ただ単に恥ずかしい…









「あいつに何もされてねェよなァ？」


「はい！まだ接吻までです！」


「ほォ、そうかそうか」









恥ずかしいと思っていても、実弥様相手だと馬鹿正直に話してしまう私。



でもさっきから実弥様の様子がおかしい。



ちょっと怒ってる感じ。



もしかして私、無意識のうちに怒らせた！？



私が戸惑っていると、









「髪拭き終わったぞ。体冷やす前に布団入れよ」









と頭を撫でられた。



怒ってないみたい。



私は、おやすみなさい！と言って黒弥と一緒に部屋に行く。



心配だから明日も炭治郎のお見舞いに行こう。



そう思いながら、黒弥を布団に入れ寝る。









そういえば、鎹鴉は喋れるけど、それって猫も喋れるようになるのかな？

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