【鬼滅の刃】元風柱の継子様は堅物デコ真面目に溺愛される

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Aちゃんの膝の上には、



毛並みの黒い猫が丸くなって寝ていた。



それを撫でているAちゃんが









「今日からこの子、私の家族になったの」









と嬉しそうに言った。



そんなAちゃんは、



普段とは違う、歳相応の可愛らしい笑みを浮かべていた。



大人っぽく綺麗で強いAちゃんは、



たくさんの人から頼りにされている。



俺も柱になってからわかったけど、



頼られるって事は嬉しいけど、その分心に負担がかかる。



多分だけどAちゃんは、相当負担がかかっていると思う。



前に炭治郎にそんな話をしたら、









「Aは頑張りすぎちゃうんだ。だから俺がAを癒しているんだ！」









という返事が返ってきた。



頑張りすぎる事に関しては、炭治郎も同じだけどなって思った。









「炭治郎ね、Aちゃんに嫌いって言われて落ち込んでたよ」









そう言うと、









「あんなやつ、反省すればいいのよ」









と、口ではそう言っているが、Aちゃんの音は心配してる音だ。



俺さ、いっつも思うんだけど、



この子炭治郎に対して当たり強くない？



照れてるからだと思うけど、俺だったら泣くよ？ってくらい強い。



こんなんで炭治郎大丈夫なのかな………

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