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う「…………何喋ったら」 ページ15

おれたちにそう声を掛けて、軽い足取りで教卓の前へと行く

つ「〇〇中出身の、華姫李つばきです、みんな、つばきって呼んでね!料理やお裁縫が得意です、よろしくね♡」

ク「「よろしく〜」」

出た、つばきお得意の八方美人
これに引っかからないやつなんて………

男1「スッゲー可愛いじゃん!」

男2「女子力ありそー」

女1「お人形さんみたい、脚細っ!」

女2「料理得意なんだ〜、教えてもらいたいな」

ほれ見ろ、全員あの絶対零度の雪女wに騙されてる

いっつもこれだからなw

そうこう思ってたらつばきが戻ってきた

つ「ッフッフ〜ン♪」

『ご機嫌だな、つばき』

つ「そりゃそうでしょ!だって((ボソッ…あんなに簡単に騙されちゃってるんだもん、面白いったらないよね♪」

まったく、この女ときたら

ト「?ゆりちゃん?順番だよ、行ってきたら?」

『ああ、そうだな、じゃあおれも行ってくる』

カ「フッ、気をつけていくんだぜ、俺n つ.ト「「いってらっしゃい♪」」っえ?」

あざとい2人組の声を背中で聴きながら、おれも教卓につく

『おれは、〇〇中から来た華姫李ゆりだ、ちなみに、つばきの姉な!つばきと違っておれは体を動かすのが得意だ、よろしくな!』

ク「「よろしく((イ、イケメンだ!))」」

私も無事に自己紹介を終わらせて席についた

つ「おつかれ〜」

ト「かっこよかったよ!」

『そうか?ありがとな』

そんな他愛のないことを話してたらカラ松の番になった

先「次は、カラ松君、お願いします」

カ「はい」

カラ松は返事をすると、スタスタと教卓の方に向かっていった

その姿は、先程まで理解不能な言語を話していたやつとは大違いで、凛々しく堂々と前を向いていた

そんな彼の後ろ姿におれは、目を奪われてしまった

も「じっこしょーかい!じっこしょーかい!」→←一年三組の様子


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作者名:桜並木 | 作成日時:2019年9月23日 19時

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