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願い(夢主side) ページ2
私はいつも思っていた事があった。
『人間になりたい』と。
人間は毎日毎日、誰かとお話したり、勉強したり、遊んだり……と、楽しい毎日を送っている。
私はそんな人間が羨ましかった。
私は人形。退屈でやる事もない。
人間になりたいな…
そう思っていた2日後、私の周りを光が包み込み、人間の姿へと変わった。
A>「ニン…ゲン…?」
なんと喋れるようにもなっていた。
私は本当に人間になったか、体のあちこちを触った。
すると、背中の中央に、ネジがついていた。
ネジはゆっくりと回っている。
A>「コレハ…」
そう呟くと、頭の中で誰かの声がした。
『あなたは1日だけ人間になれるようにしました。』
A>「1日ダケ…やったー」
嬉しさのあまり、飛び跳ねてしまった。
斉木>「次はAが僕達の学校に転校してきた話だ。」
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作者名:海衣 | 作成日時:2016年11月21日 10時