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六発目 ページ8

川上side

Aが福良さんと話し終わったあと、少し話しかけようと思ったけど、彼女はプログラムに夢中でさっきからタイピングが止まることはなさそう。

(うわ、伊沢さん顔やばいやん、、、)

福良さんと話していたところが羨ましいのだろう、自分がその話では役に経つことが出来ないとわかっているけど、嫉妬と羨ましさ、自分の実力の足りなさで百面相している。
須貝さんなんてさっきから笑いをこらえるのに必死だ。

「はぁ」
画面に広がる白紙ページ。
次のクイズの企画を俺が立てることになってる。まぁ、これと言って何も思いつかない。

「かーかみ?手とまってんじゃん」
そうやって笑ったのは、鬼の形相で画面に向かってタイピングしていた彼女だった。さっきの表情はどこに行ったんだろうかと思うほど笑顔だった。

「なんでそんなに笑ってんの」
「え、プログラムいいの思いついた」

Aが笑うことは珍しくはないけど、大体は営業スマイル。同期でそこそこ仲良いから俺とか水上鶴崎辺りなら分かるだろうけど、素で笑うことは正直少ない。

彼女が素で笑うのはたった一つの理由
自分が知らない問題を簡単に解決した時。その時は満面の笑みで、誰もが守りたくなるような笑顔をする。まぁ、それに胸を打たれた人は少なくはないだろう。

「んで、川上は何してんの」

タイヤの付いた椅子で移動しながらこちらに向かってくる。

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設定タグ:東大王 , QuizKnock , 伊沢拓司
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颯誄(プロフ) - はるるさん» ありがとうございます(●´▽`●)今日の深夜辺りに更新予定ですー!! (2019年7月31日 15時) (レス) id: 3b71ce137f (このIDを非表示/違反報告)
はるる - こんにちは。読ませていただきました。とても、続きが気になります!次の更新、めちゃめちゃ楽しみにしてます!! (2019年7月31日 14時) (レス) id: 1def406aeb (このIDを非表示/違反報告)
颯誄(プロフ) - すぺるさん» ありがとうございます(●´▽`●)この小説は東大王よりかはQuizKnockを主に書いていくので同級生トリオ(水上鶴崎川上)とも絡ませますね!これからよろしくお願い致します(o_ _)o (2019年7月28日 22時) (レス) id: 3b71ce137f (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - え、すごい面白そう…川上さん入れて4人のお話とか見てみたいです…更新楽しみにしています! (2019年7月28日 21時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:颯誄 | 作成日時:2019年7月27日 1時

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