危険な香り ページ4
takumi side
純「それほんまにめっちゃええな」
碧「ずっと言うてくれますね、純喜くん」
純「まじで俺の好きな香りやもん」
純喜くんと碧海の、この会話を俺は何度も耳にしていて。
ええなええなーって
何度も碧海を褒めては、手首を匂わせてもらってる。
そう、碧海はメンバーの中でも特に香水好きで
毎日いい香りをぷんぷん撒き散らしてる。
何個かお気に入りがあるようで、日々違う香りがするんだけど
純喜くんがドンピシャで好きな香りがあるようで…
純「やっぱ好きやわぁ、これ」
碧「お揃いします？」
純「え、嫌ちゃうん？」
碧「いつもは嫌っすけど、そんな好きって言われたら、笑」
純「まじか、ありがと、ちょっと考えてみる」
このブランドの〜って携帯で教えて貰いながら
嬉しそうにする純喜くん
………………やだ、距離近いし、お揃い？なんなんそれ
普段香水なんて付けない純喜くんは
太陽みたいに暖かい香りがするのに…それがいいのに…
あんなセクシーな香りは碧海だけでいい。
でも
ほんまに好きな香りやったんやろうし
そんなことに嫉妬して制限かけたらあかんのかな…
あーもうわからへん
もし言うならほんまに買っちゃう前やけど……
純「は〜ほんまに好きや、ありがとな！碧海」
好き。
好き。
そればっかり言って、もちろん香りの話なのは分かってるけど
……なんか全部……嫉妬しちゃう
悶々としたまま数日が経ち
ある日最後の撮影が俺と碧海、二人のタイミングの日があった
他のメンバーはもう既に帰っていて
頑張りましょうね。って俺に笑いかける碧海
拓「なぁ…」
碧「何ですか？拓実くん」
こんな時、変に頭が働く俺の悪い癖。
拓「今日さ、純喜くんがいつも言ってる香水、ある？」
碧「あー、多分カバンの中にあるっすよ？」
拓「……俺も、付けてみたい」
碧「え？」
拓「……」
碧「あ、はい、いいっすよ…後で、じゃあ」
拓「ありがとっ」
きっと碧海には察せられたと思うけどいい。
付けたら、純喜くん、
俺にもいっぱい好きって言ってくれるのかな。
ずっとぎゅってして離さないかも。
……早く、つけて、おうち帰りたいな。
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りょあ(プロフ) - お礼が遅くなってしまいすみません🙇リクエストに応えていただきありがとうございました！めちゃくちゃ好みのお話でした。これからも楽しみにしています🫶 (3月4日 1時) (
レス) id: 23fb7808a8 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - ナビさん» え〜〜！！楽しみです！！✨ハヌルさんの返信してくださった内容見た時、自分でも聞いたことないような声(？)を出してしまいむせました､､笑それほど、嬉しかったです！ありがとうございます！楽しみにしてます🫶 (2月9日 17時) (レス) @page50 id: 878258b402 (このIDを非表示/違反報告)
ナビ(プロフ) - いかだべーすけさん» いつも感想ありがとうございますありがとうございます…！皆様に気付かれないように少し早めのバレンタインと致しましたっ。感動していただけてとても嬉しいです…！このお話の拓実くん目線も書いていきますので、楽しみにしてくださいっ！ (2月9日 11時) (レス) id: 4a0d347e71 (このIDを非表示/違反報告)
ナビ(プロフ) - runaさん» 感想いつもありがとうございます…！健気な拓実くんは書いててもとても楽しいです…♡ (2月9日 11時) (レス) id: 4a0d347e71 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - バレンタインだったんですね､､！！ハラハラドキドキで、すっごく感動しました！ハヌルさんはいつも時制(？)があったお話を書いてくださっているので、すごく読んでいて楽しいです♡これからも楽しみにしています！！大好きです🫶 (2月8日 19時) (レス) @page50 id: 878258b402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハヌル | 作成日時：2024年1月6日 12時
