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「…あ！あの！僕もまだご飯買ってないからて……良かったら……一緒に買いに行けたら……」
最後の方は声が小さくなり恥ずかしそうに下を向いてしまった遊木くん。
まさか、遊木くんから誘ってくれるなんて……
「勿論だよ！一緒に行こう」
とびきりの笑顔で遊木くんの手を掴みながら走る
「うぇぁ！えっ！ちょ……て、手！」
「ちょ！はぁ！！！待ちなよ！この！くそあまがぁ！」
本当にうるさいなぁ…先輩は……
「あの、……手……」
遊木くんが恥ずかしそうにいってきた
…………そろそろいいかな……
「……？手ってどうかした…………！！えぁ！ちょごめんなさい！！」
繋いでいることに今気づいた振りをして焦って離す
「えと、本当にごめんね？わざとじゃないんだよ！……ただ嬉しくて……｣
と照れながら微笑んだ。
ちょっとあざとすぎたかもしれないけどピュアな遊木くんには丁度いい。
案の定「嬉しくて」の言葉に顔を真っ赤にさせてニヤついている
「……いや！！別に謝らなくてもいいんだよ！……………僕も嬉しかったし……」
最後の「僕も嬉しかったし｣の言葉はとても小さく聞き取れないぐらいで言っていた
まぁ、聞こえないふりをしといた方がこの先積極的になるかもね……
「見て！遊木くん！このパンすごく美味しそう！」
「え！………………あ、そうだね」
聞こえていなかったことにガッカリしているのか安心しているのか微妙な顔になっている
「遊木くんのオススメはどれ？」
そこで隣にいる遊木くんにちらっと目線を上げて数秒間見つめあっていた
「……あ、えと……これとかかな……？」
焦って目線をはずし早口で答える遊木くん。
うーん。……やっぱり聞こえないふりは失敗したかな……。
「…………あのパンもオススメだよ！……えと……あの、…Aちゃん！」
顔を真っ赤にさせて大きな声で私の名前を叫ぶ
やっぱりあの時聞こえないふりをしたのは成功だったか
「ぇ……と、ありがとう。真くん」
えへへと、口元に手を当てて恥ずかしそうに笑う
真くんはにやける口を必死に隠しながら下を向く……
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続く (更新停止中)
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あい(プロフ) - 恋@AIさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年3月4日 19時) (
レス) id: ae1a9a4a75 (このIDを非表示/違反報告)
恋@AI(プロフ) - 面白いです！頑張ってください！ (2019年3月4日 19時) (レス) id: 459c302e28 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» 教えてくださりありがとうございます！私が観る限りでは直させてもらいました。これから今まで以上に誤字に注意して話を進めるつもりです。どうぞよろしくお願いします (2019年2月16日 12時) (レス) id: ae1a9a4a75 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - あいさん» いえいえ！あ、それと、所々誤字が…「真緒くんの事」（構内案内）が「真緒くん事も知れた」・「〜は」が「〜わ」とか…それと、飛鷹じゃなくて氷鷹かと…。このお話好きなので、応援してます！ (2019年2月16日 11時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» ごめんなさい気づいていませんでした。教えてくださりありがとうございます！今後は気をつけます (2019年2月16日 11時) (レス) id: ae1a9a4a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい | 作成日時：2019年2月1日 21時
