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A視点
なかむさんとゾムさんは私と居たくないからか「二人で行動する」と言って別れた。
sm「っ…！ねぇ皆」
kit「どうしたの？スマイル？」
sm「後ろからかなりの兵が近付いてる」
sm「俺が時間を稼ぐから」
pkt「っ…！？それは危険すぎるよ」
sm「大丈夫ですよ」
sm「だから、早く行って」
sm「あ、あの…Aさん」
彼は私の腕を掴んで耳元まで近付きてきた。
sm「大好きです。最後までAさんのこと信じてますから…」
私の顔が赤くなる。
「ねぇスマさん死なないよね？」
sm「勿論ですよ。また会いましょう」
そう言ってスマさんは笑った。
いつもは笑わないくせに…
悲しくなるじゃん…
「約束…だからね」
そう言って私は階段を上がった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
スマイル視点
「…さてと」
俺は幹部…
だからと言って強くない…
言ってしまえば弱い方だ。
俺は剣を強く握り締め、相手に襲いかかった。
一人目、二人目、三人目と倒していきついに、最後の一人だ。
俺は今出せる…最後の力を振り絞って剣を降り下ろした。
「はぁ…はぁ」
殺ったんだ…俺が…
ﾊﾞﾀﾝ
俺の体力も、もう限界。
俺の瞳からは大粒の涙が一つ、また一つと落ちた。
こんなこと分かっていた筈だ。
皆より体力が無い、死ぬことぐらい分かって言った筈なのに…
皆に会えなくなるって分かるとやっぱり悲しいな…
Aさん、俺は貴方に会えて本当に幸せでした。
大好きです。
貴方は無能なんかじゃない…
俺は知っている。
彼女が努力して幹部まで上り詰めたこと。
資料だっていつも完璧…
そんな人が無能なはずない…
約束…守れなくてごめんね…
もし生まれ変わりがあるとしたら…
今度はAさんが無能扱いをされない…
皆が幸せに暮らせる世界がいいな…
そう思いながら俺は意識を手放した。
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ちびごん1 - ちょっと待って泣かせる気？(もう泣いた)更新できるの待ってます！ (2020年8月31日 0時) (
レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - よにんさん» 感動するとこも作りたいなと思って書いていたのでそう言っていただけて嬉しいです！ (2020年5月30日 0時) (レス) id: 664d8ce99b (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 最後の「「約束」」感動です〜(´;ω;｀) (2020年5月29日 23時) (レス) id: 821643fc43 (このIDを非表示/違反報告)
しーりん(プロフ) - るーさん» いくさんもいいですよね！ (2020年5月19日 13時) (レス) id: c2cba1f780 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - しーりんさん» フランちゃんですか…可愛いですよね！ (2020年5月19日 12時) (レス) id: 664d8ce99b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るー | 作者ホームページ：http://無いよ
作成日時：2020年4月30日 21時
