40話 ページ7
A-side
シャ「あ、A探したよ」
ある日フランと一緒に
シャルが私の元に駆け寄ってきた
『おーシャルどした?』
シャ「Aにいい知らせだよ!!明日Aに仕事が入ったんだ」
『マジで!!初任務じゃん!!』
私はまだ蜘蛛に入って1度も大きな仕事をした事がなかった
今からテンション上がる!!
『誰と誰と??』
私は興奮を抑えきれず飛び跳ねながらシャルに聞く
シャ「声掛けたのはフィンクスとウボーとヒソカとコルトピだよ」
シャ「明日の夕方6時にここ集合ね」
『オッケー!!』
シャ「あ、一応言っておくけど絶対遅刻したらダメだからね。ウボーとフィンクスそういうのに厳しいから」
『大丈夫大丈夫』
シャ「なんか心配だなー」
私は初任務が楽しみすぎてでシャルの助言を適当に流す
そしてシャルと別れた私はウキウキ気分で自分の部屋に戻ろうとしたら·····
『あ、部屋間違えた』
間違えて違う人の部屋に入ってしまった
フェ「お前自分の部屋も覚えられないか」
『ごめん、間違えたわー』
急に部屋に入られたフェイは少し眉間に皺を寄せながら私を見る
フェイの部屋にはたくさんの拷問器具があった
『それにしても·····フェイの部屋すっごい悪趣味だねww』
フェ「お前に言われたくないね」
確かに私の部屋は瓶詰めの人体やらが沢山あって前に私の部屋を見たシズクが「Aの部屋って魔女みたい」と言われた
しばらく私がフェイの部屋を眺めているとそれを見ていたフェイが
フェ「····か······ね」
『え?なんか言った?』
なんと言ったか全然分からなかったのでフェイに聞き返すと聞き取れよアホがとも言いたげな目で私を睨む
そしてしばらく沈黙が続いたあと
フェ「·····わるかたね」
聞こえるか聞こえないかぐらいの声でフェイは目線を逸らしてそう言った
一瞬何がだと思ったがすぐに思い出した
確かに最初はめちゃくちゃ私の事毛嫌いしてたからなー
けど今は
『ぜんっぜん気にしてないから大丈夫だよ!!』
『それよりも私を受け入れてくれてありがとね!!』
最初に私を受け入れてくれたのはフェイだからね
私は素直に思ったことを伝えるとフェイは一瞬目を見開いたあと
フェ「ほんとおかしなやつね」
そう言ったフェイの顔はほんの少し笑っているようにみえた
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作者名:Soyo | 作成日時:2020年3月23日 22時