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北山side
一晩ずっと考えてた。
加入の事。
それが女の子ということ。
事務所の為。
そして俺達のため。
ジャニーさんもマネージャーもそう思って決断したことなんだと思う。
もしかしたらメンバーはまだ納得いってないのかもしれないけど、俺はなんとなく受け入れられた。
他のメンバーからは
早いね？って言われるかもしれない。
でも彼女が入ることにより俺達のいい起爆剤になってくれることもありえる。
そう思うとなんかこれからの活動の幅も出てくるかもしれない。
もしかしたら全く縁のなかった仕事にも関われるかもしれない。
そう思うと自然と受け入れられたというか……。
俺らは俺ら。
初めてのことを沢山やってきた。
良いように考えればこれは事務所初の試み。
俺らだから出来たことなのかも知れない。
そう思いながら現場に到着すると
既に待っている俺より少し背の小さい女の子。
後ろから肩を叩いて｢おはよう｣って言えばわかりやすく頬を赤くして｢おはようございます！｣なんて笑
その笑顔にドキッとしてる自分がいたり。
って声裏返ってるし…笑
可愛いな。
って、！
何考えてるんだよ…！
相手は高校生だぞ……ダメだダメだ…
そう自分に言い聞かせながらリハ室に向かった。
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作者名：Riiin | 作成日時：2019年2月10日 2時
