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鶴丸様の準備も整い、今度こそ行ってきますをしたあと俺は政府に向かった。移動手段がワープだとは思ってなかったけど。なにこれふわふわして酔ったんですけど...。
「だ、大丈夫か？始めの頃は馴れないと言うからな。その内馴れるさ」
『そ、そうなんですね...。丁寧なご説明ありがとうございます...』
すっかり酔って重くなった足取り。だがしかしこれからあの女の父親がいる空間に行くのだ。意地でもしっかりと堂々としていなければ。
＊
『失礼します』
役人に通されて案内されたのは大きな部屋。見るからにお偉いさんがいますよ、って感じしかしない。
「やぁ待っていたよ」
俺たちを待ち構えていたのは見た目は優しそうなおじさんとその腕に引っ付いているあの女。鶴丸様、そんなにわかりやすく顔をしかめるなって。
まぁ俺の顔も歪んでると思うけど。
「それで引き継ぐ覚悟はできたかい？私的には本丸を娘に返してやりたいんだが」
『もちろんできています。貴方の娘に返したってブラックになるだけですよ。第一せっかく私が殺してあげたのに生きているなんて図太い神経ですね』
にやっと嘲笑うように言ってやれば眉を釣り上げる娘と父親。おー怖い怖い。そしてブラックにしたというのに返せというのは何事だよ。普通返さねぇだろ。
『返す気はありません。むしろその薄汚れた霊力で審神者をしていては刀剣が可哀想です。単刀直入に言うとお前には向いてねぇ。どうせイケメンが多いからとかくっだらねぇ理由で始めたんだろ？そんな覚悟だったらさっさとやめろ』
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ララーサ - 20話目の17行目「洗い呼吸で」の所「荒い呼吸で」だと思います。僕の勘違いだったらすみません。 (2021年1月4日 15時) (
レス) id: 60e0ce23dd (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます、これからも頑張って執筆させていただきます！ (2019年10月7日 20時) (レス) id: db368979ad (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと(プロフ) - 続編も頑張って下さい！！楽しみにしてますね！！ (2019年10月7日 17時) (レス) id: adc186f0a4 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 夜月さん» そんなんですね！私は兼さん推しです！Sではないと思いますが...自然と気になる場面で執筆を切り終えてしまうんですよね() (2019年9月24日 22時) (レス) id: db368979ad (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 夜桜ナイフさん» ありがとうございます...！文才があるだなんて照れます((( (2019年9月24日 22時) (レス) id: db368979ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2019年9月15日 16時
