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｢…ほんなら、はよ告白しろよぉ。男やろぉ？！｣
｢…………っ、、｣
｢…まぁ、、告白したいんすけどね。｣
｢ようわからんやつやなぁ笑笑笑｣
｢……………っ、、照史くん失礼。｣
のんちゃんは俯いてた。
まさかそんな人がいたとは。幼なじみの私でも知らないなんて。
のんちゃんも、私の知らない内に大人になったんだね。
｢通りでイケメンになった訳やな。
あはは笑笑笑｣
｢…………っ、、｣
｢うっす笑笑笑｣
｢……っ、｣
なんか寂しい。
ずっと世話してきた息子が旅立ってく感覚。経験したことないけどさ。
｢……沖縄にいた時はさ、よく3人で遊んだよな。｣
｢あ！そうだったね笑｣
｢海で貝殻集めとか！笑笑
俺たちガキの遊びにわざわざ照史くんが付き合ってくれて。｣
｢そうそう！笑笑
懐かしいなぁ〜笑笑｣
｢照史くん、6個も年上だもんな。｣
｢ね。｣
実をいうと、照史くんと出会ったのはかれこれ今から12年前の事なのだ。
照史くんは今年で30歳になる。
付き合ったのは今から6年前。高校卒業と同時に、ずっと好きだったことを私から伝え、付き合った。
｢懐かしい笑笑笑｣
｢ほんとに笑笑｣
｢Aが東京行くって時、ほんまに寂しかったで。｣
｢…………っ、んふ笑笑｣
そんな会話に夢中になり
照史くんが妙に静かになったなっと思いパッと見ると
私たちが気づいた頃には夢の中だった。
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作者名：また。 | 作成日時：2021年9月26日 1時
