今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:15,805 hit
小｜中｜大
21 ページ21
｢のんちゃん、そんなイケメンなのに彼女おうへんのか｣
｢…………いや、イケメンじゃないっすよ、笑｣
｢俺見てみろよ。十分イケメンやって。｣
｢…………いやいや、笑笑｣
｢ちょっと、照史くん飲みすぎだって。
のんちゃん引いてるから。｣
｢………っ、、笑笑、｣
あれから数時間後、お酒も回ってきて久しぶりに彼が酔っ払ってるのを見た。
のんちゃんは、お酒が強いらしくほんのり頬が赤くなってるくらい。
｢ほらぁ、Aも飲めぇ飲めぇ！｣
｢私はあんまり飲めないからっていつも言ってるじゃん｣
｢………っなんやねんっ。
可愛くないやつやろぉ〜？ほんま。｣
｢………ちょっと！、、｣
｢……可愛いっすよ。十分。｣
｢……っ！！｣
のんちゃんに可愛いって言われるの初めてだ。
なんだろう、このドキドキ感。嫌いじゃない。
｢…あっはっは笑笑｣
｢………っ、、、、｣
｢………まぁー、、彼女作りたいんすけどね。｣
｢……………っ、｣
｢のんちゃんなんて彼女の一つや二つすぐ出来るんてぇ｣
｢…………っ、、笑｣
｢……ずっと追いかけてる子がいるんすよ。｣
｢…追いかけてる子ぉ？｣
その瞬間、私の心臓の鼓動が早まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：また。 | 作成日時：2021年9月26日 1時
