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「……のんちゃんには分かんないよ。」
「…………っ、、」
「…私の気持ちなんて、、、」
「でも分かる。」
「え?」
「甘えてきてくれないし、自分から行動してくれないことが不満に思ってるんでしょ?!」
私は不満にだなんて思ってない。
思ってないよ、、、
ただ、将来的な不安があるだけ。
「……………っ、、」
でも言ってることは合ってるし、なんで私の思ってることわかるんだろう。
「のんちゃん顔近い。」
「でもそういう事じゃないんだよね、、
Aはオカンの心配をしてるんでしょ?」
「………っ、よく分かってんじゃん。」
なんか当たりすぎてて怖いけど。
「……っうん。Aの事は全部分かってるつもり。」
私、ホストと会話してんのかな。
ホスト行ったことないけど。
「……………っ、、」
「…………っ、」
「……分かってくれてありがと。」
「うん!こう見えても俺、Aの幼なじみだしね!」
「だから近いんだって!
………チューしちゃうよ?」
「………………っ、、」
「……………っ、、」
「あ、、、ごめん、、
いくら冗談でも気持ち悪いよね笑笑…………」
「……いいよ?全然。」
「…………ん?!」
「はい!………」
目をつぶって待ってるのんちゃん。
もし、私がこのままキスをしたら、どうなるんだろうか
のんちゃんは私を、幸せにしてくれるのかな。
一瞬でもそんなことを考えてしまった私は馬鹿だった。
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作者名:また。 | 作成日時:2021年9月26日 1時