どうしようもなく好きなんです。【 るぅと 】

(2) ページ2

Root side





るぅ「 は〜〜 、やっと授業終わった 」




だらーんと机に覆いかぶさり目を瞑る 。

今日も疲れたな なんて考えていると
「るぅと！」
と僕を呼ぶ声が聞こえた 。





るぅ「 なに、莉犬 」



莉犬「 え、そんな顔で見てくることある？ 」



るぅ「 僕眠いの 」





このちっちゃいのは友達の莉犬 。

本名は 莉玖 ( ﾘｸ ) なんだけど、
犬が好きだから 莉犬 って呼んでる 。





莉犬「 ころちゃんとこ行こ！！ 」



るぅ「 無理無理 、」



莉犬「 今日るぅちゃん部活ないじゃん！！」



るぅ「 も〜〜…分かったよ 」





重たい体を起こして教科書をまとめた





莉犬「 さっすがるぅちゃん！！ 早く行くよ！！ 」



るぅ「 痛い痛い 」





莉犬に引っ張られて 2年生フロアに向かった



この時 、出会ったんだ 。



先輩 、貴女に … 。

(3)→←(1) 登場人物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す