炭治郎くんの愛が重すぎる…！【竈門炭治郎】【鬼滅の刃】

ストーカーですかね？ ページ6

ちゅんちゅん…。


かすかに聞こえる雀の鳴き声とカーテンから差し込んだ日の光。





『…ん？朝…？』





私の重い瞼はなかなか上がらない。


朝ごはん作らなきゃ、そう思った。


しかし、ほのかに香るいい匂いに私の思考は一回止まった。


お母さんは朝も仕事のはずだ。


…帰ってこれたのかな？





そんなことを考えながら、やっとのことで目を覚ます。





「あ、起きました？おはよう。」





私が寝ぼけているのか？


そう思ったが、はっきりしていく視界に彼の姿はあった。


私を覗き込むようにして、ニコニコ笑っている。


…幻覚じゃない。


え？←





『…』


「…？」ニコニコ





ちょっと待ってくれ。


時間をくれ。頼む。


私は今起きている状況を整理した。


つまり、


私の家に炭治郎くん(ストーカー)がいる…ということか？


え？←





『きゃあああ！！！！！』





完全に我に返った私は、近くにあったものを炭治郎くん(ストーカー)めがけて投げまくった。





『なになになに！？ストーカー！？悪さするタイプのストーカーですか！？』





がむしゃらにものを投げつける私に対して、炭治郎くん(ストーカー)は慌てて言った。





「誤解です！違う！」


『じゃあ、なんで私の家にいるの！！』





近くにあったものをすべて投げた私は、炭治郎くんの話を聞くことにした。


さすがに…ストーカーはしないよな、うん。


どういうことか、聞かせてもらおうじゃないか。

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