堕ちて堕とされ愛されて shp ページ29
＿＿欲しい。
それは単純な願いだった。よく訪れる喫茶店で働いてるのを目にしてから、俺は彼女がどうしても欲しかった。
「…おはよ、A」
そう言葉を投げかけても、Aは目すら合わせようとしなかった。それもそうだ。バイト終わりに無理矢理家に連れて行き、閉じ込めてしまったのだから。
たとえ大罪を犯したとしても、俺は構わない。
Aの全てを奪ったのだから、満足だ。
あの日、嫌がるAを無理矢理抱いた。
拒絶の言葉も全て甘い声に変わっていく。
気持ちよさと悔しさでぐしゃぐしゃになったAはやっぱり可愛かった。
何度目か分からない営み。対面する形でいつものように気持ちよくしてやれば、不意にAが小さく何かを呟いた。
「ショッピ……！」
初めて名を呼ばれた。普段から呼ぶように言っておいたのだが、Aは頑なに言おうとしなかった。
口すら開いてくれなかった。それなのに。
行為中に名を呼ばれ、頗る元気になってしまった。
必死に服にしがみ付いて、声を抑えるA。
それもまた可愛くて、思わず笑みが溢れる。
Aの耳元で名を呼んでやれば、分かりやすいほどに顔を赤くした。
あんなにも俺の事を拒絶していたのに、今ではすっかり俺の虜だ。
堕とされたのは俺の方だと思っていたが、Aの方がとっくに堕ちていた。
汚れ役という名の引き立て役 sha→←静謐なひとときを変える gn
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できるニート(プロフ) - 真由さん» ホントですか！そのコメントだけでも励みになります！更新頑張ります (2020年12月25日 12時) (
レス) id: ffbcb8a332 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - 初コメ失礼します...！最新話が鬼っほど大好きです...解釈一致が凄いです...ありがとうございます...！！！ (2020年12月25日 11時) (レス) id: 045f50c8f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：できるニート | 作成日時：2019年9月1日 14時
