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結局、たぁくんが帰ってきたのは
次の日の、真夜中。
ケロッと、何も無かったような顔して、玄関の前に立っていた。
緑「たぁくんっ、」
リビングにあがった瞬間
少し薄くなったタバコバニラが、後ろからボクを包んだ。
紫「、、ここ、出てく。」
ボクの肩に顔を埋め、そう呟いた。
暖かい息が、肩にあたる。
緑「なんで、？」
なんとなく、
分かっとった。
紫「見られた、サツに。」
ほらね、
完璧な犯罪なんて、ないもん。
緑「ボクは、たぁくんと居る。」
紫「、、ともっ、」
たぁくんの、気持ちなんやろう。
ぽたっと、冷たい感触がした。
紫「俺の、精一杯の、優しさやねんっ、、愛情やねんっ、」
お願いやから、出ていかせて。ともは、巻き込みたくない。
と。
緑「ありがとう、でも、たぁくんと居れる方が、ボクは嬉しい。」
たぁくんに向き直って、今度はボクがたぁくんを包み込む。
緑「最初から、覚悟してたよ、
たぁくんが行くとこなら、どこでも着いて行くからっ、」
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ゆりりんご(プロフ) - 林 檎さん» あたたかいコメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りです。他の作品もぜひ覗いていってください！ (2020年6月20日 22時) (
レス) id: 61b96a9eea (このIDを非表示/違反報告)
林 檎(プロフ) - 完結おめでとう御座います。濱田さんのソシオパス、良いですね；＿；素晴らしかったです。毎日投稿してくださって有難う御座いました！ 他作品も是非、拝読させて頂きますね。 (2020年6月20日 22時) (レス) id: e686901ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりりんご | 作成日時：2020年5月28日 15時
