Tears(紫×緑)

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緑「、、遅い」









もう、とっくにバイト終わって

お風呂も入って、反撃するドラマの録画、見終わっちゃったけど。









付けっぱなしのテレビでは、４人組が、簡単なお仕事してる。







ほんとに


たぁくんに、捨てられちゃったのかなぁ。









緑「あっ！」









ピンポーン、とボクが待ち望んでた音がする。



もう、何時だと思ってんの。

心配したんだから。








緑「おかえりっ、心配したよ、、」


紫「え、なんで？」


緑「、、え？」









なんで、俺の心配するん？って

当たり前のように。








いいんだよね。


たぁくん、そういう人なんだから。









緑「ボクが、勝手に。もう、来ないかと思って、、」


紫「ごめんな？」









どさっと、雑に荷物を落として

大好きな匂いで包んでくれる。









緑「たぁ、くん、、？」


紫「親戚と、いろいろあった。ほんまは、早く帰りたかったんよ。」


緑「そっか、、なら、しょうがないね。」









そうやって、また強がった。





たぁくんの何気ない一言で、傷ついても

たぁくんがその傷をいやしてくれるから。









ボクが傷ついたって、気付いてないなら

傷ついてないふりすればいいんや。









依存、してるかな。









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