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side Junta
橙「淳太くぅぅん…っ」
黄「ぇっ、どしたん、照史」
部屋に引きこもってしまったのんちゃんに
声を掛けに行った照史が、今にも泣きそうな顔をして、こっちに歩いてきた。
橙「望が…、あきにぃやなくて、照史くん…って……っｸﾞｽｯ」
黄「そっかぁ、ごめんな、俺、もっかい伝えてくる。」
相当ショックを受けてしまった照史と
それを聞いて、やっぱり落ち込んでしまった、大毅、トモ、流星をタカヒロにお願いして
のんちゃんの元へ向かった。
黄「のんちゃん…？入ってええか？」
桃「じゅんにぃ…」
ドアを開けると、目を真っ赤にしたのんちゃんが
俺に飛びついてきた。
黄「ゎっ、どしたん」
桃「分からへん…っ、どうしたらええの…っっ」
俺に抱きついて、泣き出してしまったのんちゃん。
そりゃそうよな。
今まで、ずっと一緒に過ごしてきたのに
戸籍上では、兄弟だとはいえ
血が繋がってへんって、言われたんやから。
黄「のんちゃん、よく聞いて。」
桃「ぅん……」
のんちゃんを椅子に座らせて
肩に手を置き、しっかり目を見て
思いを伝えた。
黄「のんちゃん、確かに、血が繋がってへんかもしらん。
やけどさ、のんちゃん、流星みたいに、イケメンやし
トモみたいに、全部に一生懸命やし
大毅みたいに、俺らのこと笑かしてくれるし
照史みたいに、優しいからこそ傷付きやすいし
タカヒロみたいに、ほんわかしとるやろ？」
桃「……。」
黄「俺は、６人が、俺の弟で、ほんまに幸せやで。」
そう伝えると、のんちゃんのズボンに、ポタっと、涙が落ちた。
それは、さっきみたいな涙やない。
のんちゃんが、１つ強くなった証。
桃「のんも、みんなが、にぃちゃんで、しあわせ。」
黄「っ、ありがとう」
ぎゅっと抱きしめると
首に手を回してくれるのんちゃん。
そのまま抱っこして、皆んなが待つリビングに向かった。
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ゆりりんご(プロフ) - 唇loveさん» 嬉しいです！ありがとうございます(;_;) (2019年7月30日 21時) (
レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
唇love(プロフ) - 感動したよー 涙が出た (2019年7月30日 19時) (レス) id: 9e90199a6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりんご(プロフ) - ここたさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！そういっていただけて良かったです。これからもよろしくお願いします！ (2019年7月25日 17時) (レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
ここた(プロフ) - 更新お疲れ様でした！僕らの居場所もみていましたけど、みえる世界観が違うくて面白かったです！死んでもあなたとの更新も待ってます、最後まで更新していただきありがとうございました (2019年7月25日 10時) (レス) id: d070114c9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりりんご | 作成日時：2019年6月29日 7時
