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side Daiki
〜♪
音楽が鳴りだして、飛び出してくるトモ。
中１やのに、高校生くらいの人達に混じってセンターで踊るトモ。
ほんま、かっこええわ。
緑「……っ」
一瞬、トモの顔が強ばった。
変な汗も、出てきとる。
黄「トモ、なんか変よな……？」
赤「おん」
そう思ったのは、俺だけやなかった。
心做しか、いつものキレがない。
呼吸がおかしい。
＼パチパチパチ／
拍手がわーーっと起こって
照明が消える。
席が前の方やったから分かった。
トモの胸が、分かりやすくベコベコ凹んだ。
緑「ｹﾎｯｹﾎｯ……」
咳が僅かに聞こえた。
一緒に踊っとった人に支えられながら、トモははけていってしまった。
赤「ちょ、俺行ってくる。」
紫「大毅っ、？」
たかちゃんの声なんて気にせんと
楽屋口に急いだ。
赤「トモ！！！」
緑「ｹﾎｯｹﾎｯｹﾎｯ…ﾋｭｰｯｹﾎｯｹﾎｯ」
間違えやなかった
発作が起こってしまっとる。
赤「トモっ、吸入器はっ？」
丈「あっ、持ってきましたっっ、」
赤「え、ありがと」
ああ、前、トモが言うてた子か。
丈一郎くん、言うてたっけ。
ずっと、同じとこでダンスやっとる
言わば、トモの同期。
丈「これ、トモの荷物です。こっちは大丈夫なんで、病院とか……」
緑「ｹﾎｯｹﾎｯ…だいじょ……ｹﾎｯｹﾎｯｹﾎｯﾋｭｰｯｹﾎｯ」
赤「あかんっ、トモ、吸って？」
丈くんの言葉に甘えて
その場で、吸入させて落ち着かせ
俺に寄りかからせながら、楽な体制にして、気道を広げる。
しばらくすると、疲れてしまったのか
ぐったりと寄りかかり、目がトロン、とし始めた。
赤「えっと……丈くん？」
丈「あっ、トモ、大丈夫ですか？」
赤「ありがとう、落ち着いた。トモ帰ったら、支障ある？」
丈「ないことは無いですけど、大丈夫です。俺みんなに言うときます。」
走っていく丈くんの背中に、ありがと。と声をかけ
トモを姫抱きにして、楽屋口を出た。
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ゆりりんご(プロフ) - じゅりさん» ありがとうございます！！後編もよろしくお願いします！ (2019年6月26日 21時) (
レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり - 移行おめでとうございます！続編も楽しみにしています！ (2019年6月26日 18時) (レス) id: 5ec21b4757 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりんご(プロフ) - もこさん» 嬉しいコメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年6月19日 7時) (レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 淳太くんの長男らしさとかっこよさがとても伝わってきます！！更新頑張ってください！楽しみにしています (2019年6月19日 6時) (レス) id: a384d12671 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりんご(プロフ) - ジャス民さん» コメントありがとうございます。更新頑張ります！ (2019年6月17日 23時) (レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりりんご | 作成日時：2019年6月10日 18時
