>>13 ページ13
.
side Akito
橙「もしもしっ？」
黄『大毅、副作用出てきた。抜けられそうやったら、そばにいてやって欲しい。』
淳太くんにそう告げられ、お昼休みに病院に向かった。
これがだんだんとルーティーンになっていったな。
赤「…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯおええええｯｯ」
青「しんどいなー、はい、口拭いて」
赤「…わりぃ、ありがとう」
病室からは、そんな声が聞こえてきた。
…流星おってくれて、大毅も心強かったやろうな。
橙「大毅ーっ」
赤「あ、オトン。会社は？」
橙「今、昼休憩。」
しんどいのに、俺の仕事なんかを心配する
優しい子やで、大毅は。
橙「流星も、ありがとうな。」
青「あ、いえ。こんぐらいしか、出来ひんから。」
赤「…うえええええｯｯ」
副作用と闘う大毅の背中をさすってやることしか出来ひんのが、ほんまに辛いことやった。
いっぱいになってしまった、ガーグルベースを洗いに行くために、立とうとすると、大毅が弱々しく俺の腕を掴んだ。
赤「オトン…ここに、おって？」
青「あ、じゃあ、俺変えてきますね」
橙「お願い、ありがとう」
生理的な涙で潤んだ大毅の目は、俺の事を頼ってくれてるんかな。
そんな目をしとった。
赤「…しんどい、もう、いやや」
橙「そうやなぁ、でも、良くなるためやで。」
赤「…うん、」
強がりな大毅が、弱音をぶつけてくれたことが、不謹慎にも少し嬉しかった。
＊＊＊
評価よろしくお願いします！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジャス民 - ありがとうございます。 (2019年5月26日 18時) (
レス) id: 051970e71c (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりんご(プロフ) - みよかさん» 完成したら公開します。もう少しお待ちください…！ (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりんご(プロフ) - ジャス民さん» 完成したら公開します。もうしばらくお待ちください…！ (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1fb8f5bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
みよか(プロフ) - パスワード教えて欲しいです…。 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1195a536f1 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民 - パスワード教えてください。お願いします。 (2019年5月26日 0時) (レス) id: 051970e71c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆりりんご | 作成日時：2019年5月3日 22時
