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>>14 ページ15
side You
なんとなく気づいとる
もう私の命は長くない。
薬も投与しとるけど
それは治すためやなくて、少しでも寿命を伸ばすため。
((ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
大毅「Aちゃーん！！」
それでも
大毅くんの笑顔を見れば元気になれる。
まだ死んだらあかんって
…多分やけど
私、大毅くんが好きなんや。
今まで
恋をしたら死ぬのが嫌になるからって
恋を我慢してきた。
恋ってどんな気持ちやったのかも忘れとった。
大毅「Aちゃん…？」
「あっごめんごめん(笑)」
心配そうに覗き込んでくる大毅くんが愛おしくて。
大毅「…っ/////」
弱った体を起こして
そっと唇を重ねた。
大毅「キスされて照れるって
きっと俺
Aちゃんの事、好きなんやな」
そういうと
今度は大毅くんの方から
優しいキスをしてくれた。
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作者名：ゆりりんご | 作成日時：2018年2月18日 21時
