第11場面 ページ14
語り：知念侑李
〜2日後〜
光くんは、記憶が戻ったということで退院が決まり、これから2週間はリハビリのための通院をおこないながら仕事が出来ることになった。
今日は光くんが退院してから初めてのJUMPでの仕事。
光くんは松葉杖をついて控え室に来た。
光くん「おはよう！」
涼/僕/裕/圭/大/��/伊/薮「おはよう！」
光くんが席に着き、メンバー全員が揃ったのを確認したあと、僕は咳払いをして言った。
「光くん、退院おめでとう！」
涼/裕/圭/大/��/伊/薮「おめでとう！」
光くん「まんずどうもねー。」
薮くん「実は、退院のお祝いとして、お前に渡したいものがあるんだ。」
光くん「えっ？なになに？」
大ちゃん「じゃじゃーん！！」
まず、大ちゃんが差し出したのは、トルコキキョウとカスミソウが入った花束。
実はこれ、光くんに内緒で、僕たちがお金を出し合って買ったものなんだ。
光くん「うわぁ！きれい！ありがとう！」
伊野尾ちゃん「あと、これも。」
続いて伊野尾ちゃんが差し出したのは、僕たちの直筆メッセージカード。
これも光くんにバレないように昨日から仕込んでおいた。
光くん「えー！いつの間に書いてくれたの？これ。ありがとう！」
裕翔「喜んでもらえて良かった。」
光くん「山田、知念、裕翔、圭人、大ちゃん、�睫據�伊野尾ちゃん、薮。今まで心配かけてホントにごめんね。これからもよろしくね。」
圭人「うん。もう二度と俺たちの事忘れないでね。」
光くん「もちろん！みんなこそ、俺の事忘れないでね。」
�睫擇�ん「大丈夫。心配すんな。」
涼介「これからも9人で頑張っていこうね。」
光くん「ありがとう、みんな。」
終わり
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作者名：如月ちゃい | 作成日時：2016年8月9日 18時
