第10場面 ページ13
語り：中島裕翔
〜1週間後〜
そして、待ちに待った当日。病室へ入ると、すでにメンバーが揃っていた。
「･･･おお！やっぱりみんなも来てたんだ！」
薮くん「当たり前だろ？7年ぶりに会えるんだもん。」
光くん「楽しみだなぁ。」
知念「･･･何だか緊張してきちゃった。」
しばらくそわそわしているとドアが開き、慎太郎と龍太郎が入ってきた。
「あっ、龍太郎だ！」
山/知/俺/圭/大/��/伊/薮「久しぶりー！！！」
慎太郎「えっ！皆さん？！」
龍太郎「ちょっ、何でお前らまで？」
山ちゃん「お前が光くんに会いたがってること、俺がコイツらにも伝えたんだよ。そしたらコイツらも龍太郎に会いたいって言うもんだから。」
慎太郎「そうだったんですね。」
龍太郎「それならそうと言ってくれりゃ良かったのに。」
山ちゃん「驚かせてやろうと思ってさ。」
大ちゃん「いやぁ、懐かしい！ホント久々！」
龍太郎「俺も懐かしいよ！大ちゃん。元気にしてた？」
大ちゃん「おう！」
�睫擇�ん「もう元気すぎて困ってるよ。」
龍太郎「あははっ･･･。そうか、そうか。」
その時、光くんが涙を流しているのに、俺は気付いた。
「光くん、大丈夫？！」
俺が言った瞬間、みんなの視線が一斉に光くんへ集まった。
圭人「えっ、ちょっ、どうしたの？！」
伊野尾ちゃん「まさか、誰かに泣かされたのか･･･。」
光くん「違う！」
光くんは伊野尾ちゃんの言葉を遮って、こう続けた。
光くん「思い出したんだよ･･･。龍太郎に会ったら、今まであったこと全部！」
龍太郎「マジで？！」
山/知/俺/圭/大/��/伊/薮/慎/龍「やったぁ！！」
俺たちは嬉しくて思わず抱き合った。
知念「慎太郎と龍太郎に感謝しなきゃね！」
薮くん「そうだな！2人とも、ホントにありがとう！」
慎太郎「いえいえ。」
龍太郎「俺もみんなと会えて良かった！」
山ちゃん「またいつでも遊びにおいでね。」
龍太郎「うん！」
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作者名：如月ちゃい | 作成日時：2016年8月9日 18時
