個性“文豪ストレイドッグス”の転生少女はどこまでも自由みたいです (ページ23)

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腕を上下に降り続けてたら腕つったことあるんだあページ23

シリアス書いた後ってすんごいギャグに走りたくなる。

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いつもと同じ日。
今日も勉強して、1日を終えて。

さあ、帰…………

『……出久と、ミリオ先輩？』

今から寮に帰るところだったんだけど。

今私の目の前にはよく知った顔が２つ、並んで立っている。

上でも言った通りだけど、出久とミリオ先輩だ。

緑谷「あの、ちょっと話というか…が、あって」

通形「俺が言い出しっぺなんだけどね！ちょっとお話してもいいかな！？」

『あ、いや。それは全然いいんですけど……何ですか？』

通形「あのね、コレは完全に勧誘になっちゃうし、嫌だったら全然断っていい話なんだよね」

『？』

イマイチ話がわからない。なんだろ。

通形「俺のインターン先……【サー・ナイトアイ】の事務所に君もインターン生として来ない？」

『…………へっ』

サー、ナイト、アイ？

って、あの【サー・ナイトアイ】？？

『えっと、確認なんですけど……それは、オールマイトの元サイドキックの？』

通形「うん！そうそう！！」

緑谷「実は僕、通形先輩の紹介で行く事になって……で、先輩がAちゃんも是非って！」

『え！？あ、いやまずは出久良かったね！？でも何で私！？』

アワアワとする。

まって、全然意図が分からん。何がどうなってそうなった？？誰が説明して？？

通形「個人的に俺が君を気に入ったんだよね。後は、サーが好きそうな子だと思って。君が良ければ是非とも紹介させて欲しいんだよ！」

ニカッと太陽スマイルをくらってあやうく膝から崩れ落ちそうなのを、必死で耐える。頑張れ私の膝。耐えろ！！

『……マジですか……」

通形「もちろんマジだよね！」

駄目な理由とかあるかな………ないな。よし、行こう(即決)

『めちゃくちゃ行きたいです』

通形「それは良かった！じゃあ、今度の週末に3人で事務所に行こうか！」

『はいっ！……わー、なんか、すごい……！やったね出久！！喜びを表現するために一緒にコサックダンスでも踊っとく！？』←

ガシッと出久の両手を掴む。
テンション上がってきたぁぁあぁあああぁあ！！！

緑谷「えっ！？な、なんでその発想に！？っていうか、手、手ッ」

『て？……あ、嫌だった？握られるの……ゴメンね』

緑谷「あ、違……！ビックリしただけだから！嫌じゃないよ！！」

『ホントッ！？やったあ！嫌われてないんだあっ』

また手を掴んで上下に激しく降る。

通形「……青春だね！！」