ネオメロドラマティック(yb×in) (ページ15)

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ネクタイが外れたと同時に、

いきおいよく俺に覆いかぶさる薮。

『！』

俺が声を出す間もなく乳首をつねり、

ちゅう、と吸いついた。

『あっ…』

「けい、けい…」

『うっ…こうたぁ…』

痺れるような快感に

薮の頭を強く抱き締めるが、

薮はそんなのお構いなしに俺の乳首を愛撫し続け、

「足りない、足りない」

と、うわ言のように繰り返す。

『こうた…？』

「月に５、６回。数時間。慧に触れるのは、それだけ。

そんなんで足りるわけないだろ。触らせろ、全部」

『、』

地を這うような低い声で吐き捨てられた言葉。

その言葉に、俺は息をのんだ。

『あっ…うれし、こうた…。俺も、いっしょっ…。ねぇ、もっと、もっと、はげしくしてぇ…』

あまりにも、俺と思っていることが同じだったから。

ねぇ、薮。

俺たちは、一体どこまで同じなんだろう。

ちゅぅぅ…

『あ――っ』

俺のおねだりどおり

薮は俺の乳首を強く吸いあげ、

その瞬間、

ビリビリビリと痛いほどの快感が

つま先から、頭のてっぺんまでを駆け上がった。

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